スカートの下に隠された秘密♡ そのに
『……俺が自分で現地調達って、まさかおっぱいをですか!?』
『そうじゃ、
『ええっ、岩ばあちゃん、現地調達って聖胸女子で俺にナンパしろってこと!?』
『方法は問わん、ナンパでもラッキースケベどちらでも構わんぞ。だが肝に銘じておけ、安易に考えるでないぞ。おぬしの
『えっ、おばあちゃん、どう言うこと!! 康一の身に何が起きちゃうの!?』
ことの重大さに思わず黙り込んでしまう。俺の相棒が使い物にならなくなるのか……。
『コーちゃん、まさみん、落ち着いて聞いて。岩さんが言っていることはむやみに発射しちゃ駄目ってことよ……』
俺の相棒から発射ってことは!? 無駄打ちしたらタマがなくなるってことだよな。解毒しなければ死、発射オーライばっかりでも死、どちらも結局死亡フラグかよ……。
『小僧、発射防止については儂に試したいものがあるのじゃ……』
そう言って岩ばあちゃんは小さな
『こ、これは……!?』
『西洋のコッドピースと呼ばれる
『こ、コッドピース!?』
『平たく言うとおちん◯んのブラね。ほら、コーちゃん、先端が小銭入れにもなるのよぉ!!』
にゃむ子さんがすっごく嬉しそうだ。まったくこの人は……。
『ブラジャーも昔は
にゃむ子さんが差しだした本には中世の男性の装着例が載っており、
股間がとんでもないことになっている。服の上からも分かるもっこり具合だ。
(みんなもコッドピースで画像を検索してみてくれ、かなり衝撃的だから……)
『ほらほら、まさみんもこっちに来て一緒に見ればぁ!!』
にゃむ子さんが正美の目の前に本を突きつける。
『なっ、何、こ、コレを康一が付けるのぉ!? そんなの嫌っ……』
正美が真っ赤になってワナワナ震え出した……。
にゃむ子さん、絶対にわざとセクハラしてるな……。確信犯的に。
『岩ばあちゃん、何でこの股袋が俺を助けるの!?』
『この股袋は特別製での。儂の故郷の刀鍛冶に作らせた物じゃ。宝刀村雨丸を作った刀鍛冶の末裔にあたる。抜けばタマ散る氷の股袋じゃぞ!!』
なんか俺の相棒が呪いでなくとも、ぽろりともげちゃいそうなんですけど……。
本当に大丈夫なの!?
『これをおぬしの愚息に装着しておけば呪いの進行を抑える効果もあり、なおかつ男の貞操帯としての役割もある。それにうかつに漏らさずにすむじゃろ……。よし小僧、これで今回の任務を遂行するのじゃ、目標の人物との接触と友好化、最終的に亀の湯へ誘致出来たら万々歳じゃ!!』
*******
「康一、制服の下に付けてるの!? ま、股ぶくろを……」
正美がこちらの股間をチラリと
真っ赤になりながらも、俺を一生懸命に心配をしてくれることが感じられる。
「ああ、けっこう快適なんだぜ。なんか包まれ感ってゆうか、おちん◯んのリフトアップ効果も期待出来るってにゃむ子さんも大絶賛してたし……」
確かにおっぱいのブラと同じ効果もあるみたいだ。
おちん◯んがすっぽり包まれるこの感覚、バイクに例えるとエンジンむき出しのネイキットタイプではなく、車体全体を風よけの風防で覆われたフルカウルモデルみたいだ。男としてのポテンシャルが格段に上がった気持ちにもなるぞ!!
ただし最大の問題は、もっこりが剥き出しなので、お外でこれは 即、逮捕案件な危険人物と言うことだろう……。
でも安心して欲しい。我が亀の湯には元エステシャンで美容の女神、
番台にゃむ子さんがいる。彼女の手によって俺は大変身した!!
「もうすぐ聖胸女子高校に到着します。お客さん、今日から入学されるんですか? お二人とも可愛い制服が良くお似合いですよ……」
タクシーの運転手さんに声を掛けられる。
そっと自分のおっぱいを手のひらで触れてみた。
ふるふる♡と主張するわがままなおっぱい。
おっぱいソムリエの俺でも満足の仕上がりだ……。
例の股袋は厚い布地のスカートの上からではほとんど目立たない。
そうだ!! 正美と俺は女子高生として今日から聖胸女子高校に入学するんだ。
スカートの下にとんでもない秘密を隠して……。
いよいよ女子校潜入の次回に続く!!
☆★☆お礼・お願い☆★☆
ここまで読んで頂き誠にありがとうございました。
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