幸運だけで全てを乗り切る男、大吉。それだけではない。彼はイイ奴なのだ。だからきっと幸運の神に愛されているに違いない。あっさりとした描写がシュールな面白さを引き立てており、読み進めるごとに不思議と癖になってきます。いや、きっと第2話で、あなたも大吉の虜になるに違いありません。運が良いのは、きっと最強なのかもしれない――。そんなことを、ふと真面目に考えてしまいました。肩の力を抜いてくれる、楽しい作品です!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(78文字)
なんてことない毎日が、輝き出す瞬間。彼の物語は、非凡で、スケールが大きい。これを映画化しない手はない! と常々思っている。正月の寅さん映画のように、長く庶民に愛されるお話になるだろう…。