物語のロケーション(全くの蛇足)

【大学】


 都内の奥まったところの、幹線道路沿いにある。

 たぶん、京王線とか、井の頭線とかの通るあたり。(実在はしません)



【東神奈川】

 

 神奈川の東、横浜の隣。北に向かえば東京。

 最寄りの瑞穂埠頭には米軍施設がある。

 横浜線では八王子と結ぶ起点。



【旧居留地の喫茶店】


 東神奈川から3駅ほど。

 駅と埠頭のあいだに大通りがあって、その東側の、海がかろうじて見えないあたりのところにあるらしい。(実在しません)



【海まで続くショッピングスクエア】


 東神奈川から2駅ほど。

 絶好の観光&デートスポットだが、ジュンみたいに暗い顔してただ歩く人もいる。

 もともとここに横浜駅があり、新橋と同時に開業した、らしい。



【高麗川駅の将軍標】


 日韓交流の塔として作られた。

 将軍標は、もともと村境などを示し守る役割をもち、どっちつかずのジュンには苦手な存在かもしれない。



【温泉地】


 群馬県内。吾妻線沿線。

 ただしダムの底に沈んでしまったので、もう行くことはできない。



【直江津海岸】


 遠浅で広い砂浜をもち、海岸線はほぼ直線。能登半島と佐渡島のほぼ中間に位置。

 太平洋岸と違って、海の向こうにはすぐ隣国がある。

 (領海や呼称問題について語られるのはだいたいこちら側の海)



【団地】


 横浜市内で、昭和(1960年代)に建てられた。

 DK、洋式水洗、シリンダー錠などを備え、当時は憧れの対象。今は再生が課題。

 郊外に、しばしば鉄道とともに開発されていった宅地は、多摩丘陵一帯に広がっている。



【教会】


 高台にある大きなカトリック教会といえば、たぶんあそこだけど、あくまでフィクションです。



【モール街】


 元々は横浜随一の盛り場。戦後は進駐軍があちこちを接収。高度成長期にはヒット曲や映画に描かれ全国的な知名度を得る。近年はモール街としての街おこしで知られるほか、メリーさんが現れたり、有名デュオが羽ばたいたり、話題に事欠かない。



【スタジオ】


 このあたりも戦後米軍に接収され、米国の人と文化のさまざまな影響を受ける。かつては名高いライブハウスもあり、新しい音楽の発信地となった。

 ただしスタジオは実在せず、場所の説明もいいかげんです……。

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