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2023年7月1日 23:07
沙耶…おマセさん…でも、隼人と澄香はうまくいって欲しい。子供が生まれたら死ぬ呪いなんてなくなればいいのに。
作者からの返信
沙耶は、この人を斬るお話における、清涼剤のような存在にしました。 沖田総司は新選組の暗殺を負わされ恐れられましたが、以外にも子供と遊ぶのが好きだった。 隼人も、子供には甘い。 心を許せる、どこか普通の人間でいられるものが欲しいと思っての登場であり、もしかしたら語り部の老婆。 という考えもあります。 隼人と澄香は剣を通じて、心を通い合わせすぎてしまいました。 敵として斬れば、それで終わっていたハズが、いつの間にか剣友となる。 隼人は、人を斬ることで生きてきました。 今までに叩き殺した蚊の数を覚えているか? の言葉から察するように、《なにがし》を殺すことで得られる名誉と力に魅せられた剣士は、いくらでも現れては、それを斬って生きてきました。 正しいとか正しくないではなく、そうしなければ生きていけない。 ならば初めから死ねば良かった。 でも、自分の命は母親が命を賭して預けてくれた命。 決して、それをおろそかにすることができない。 命の重さを知っているつもりだが、人の命を奪わなければ生きていけない。 隼人は面白半分で人を斬って遊んではいませんが、人を斬って生きてきた。 そういう意味では、隼人は妻ができ、愛する子供を慈しみ、《なにがし》という剣を未来に伝えようと子に剣を伝授する。 そのような幸せになってはいけないと考えました。 ひどい未来を、私は与えたと思いましたが、これが私なりの一つの答えになります。
沙耶…おマセさん…
でも、隼人と澄香はうまくいって欲しい。
子供が生まれたら死ぬ呪いなんて
なくなればいいのに。
作者からの返信
沙耶は、この人を斬るお話における、清涼剤のような存在にしました。
沖田総司は新選組の暗殺を負わされ恐れられましたが、以外にも子供と遊ぶのが好きだった。
隼人も、子供には甘い。
心を許せる、どこか普通の人間でいられるものが欲しいと思っての登場であり、もしかしたら語り部の老婆。
という考えもあります。
隼人と澄香は剣を通じて、心を通い合わせすぎてしまいました。
敵として斬れば、それで終わっていたハズが、いつの間にか剣友となる。
隼人は、人を斬ることで生きてきました。
今までに叩き殺した蚊の数を覚えているか?
の言葉から察するように、《なにがし》を殺すことで得られる名誉と力に魅せられた剣士は、いくらでも現れては、それを斬って生きてきました。
正しいとか正しくないではなく、そうしなければ生きていけない。
ならば初めから死ねば良かった。
でも、自分の命は母親が命を賭して預けてくれた命。
決して、それをおろそかにすることができない。
命の重さを知っているつもりだが、人の命を奪わなければ生きていけない。
隼人は面白半分で人を斬って遊んではいませんが、人を斬って生きてきた。
そういう意味では、隼人は妻ができ、愛する子供を慈しみ、《なにがし》という剣を未来に伝えようと子に剣を伝授する。
そのような幸せになってはいけないと考えました。
ひどい未来を、私は与えたと思いましたが、これが私なりの一つの答えになります。