第24話 念流

 下町の商店の喧騒を離れた路地裏に、一軒の道場があった。

 だが、正門に道場名を書いた看板は掲げられていない。

 しかし、ここが剣術を教えるところであると分かるのは、道着を着た人々が出入りしているからであった。

 10坪(20畳)程の道場には、竹刀と木刀が置いてある。

 床材の杉板は、長年の稽古で黒く汚れてはいたが、磨耗し光沢を放っている。

 天井は低く、梁が見え、古民家を思わせる。

 壁は白塗りで、窓枠は黒い。

 道場としては決して広くはないものの、この建物からは強い風格が感じられた。

 夜の稽古が終わり、門下生達は掃除を終え帰って行った。

 だが、道場にはまだ一人の青年が残っていた。

 白い上衣と袴姿の男性。

 凛々しく、見る者に清廉な印象を与える。

 肩まで伸びた黒髪は、後頭部のところで結われていた。

 双眸は、鋭く切れ長であり、意志の強さを感じさせる。鼻梁は高く、唇は薄く引き締まっていた。

 その容姿は、誰もが振り返る美男子だ。

 歌舞伎では男性が女性を演じるのを女形オヤマと呼び、酔わせる美しさを魅せるが、彼はまさにその女形のようであった。

 名前を、霧生きりゅう志遠しおんと言った。

 彼は、24歳の若さでありながら、この道場の師範代を務める剣士だった。

 霧生は、一通り型をこなした後、正座をし、瞑想をしている。

 その顔には、穏やかさと厳しさが混在した表情を浮かべている。

 そして、しばらくした後、ゆっくりと目を開けた。

 その時、道場の入り口の扉が開いた。

「失礼いたします」

 若い女の声が聞こえてきた。

 霧生が声がした方を見ると、そこには一人の少女がいた。

 黒いセーラー服を着た少女だった。

 肩にはラクロスケースを担ぎ、左手には鞘袋を手にしている。

 少女は、入り口で礼を行うと、素足で道場に上がる。ラクロスケースは入り口に置く。道場に足を踏み入れた少女は、神棚に向かって拝礼をする。少女は霧生の前まで進み出る。

 少女は鞘袋を右側に置き、正座をし志遠に礼を行う。

「本日は、私の為にお時間を裂いて頂き、ありがとうございます」

 少女は顔を上げて続ける。

「私は、風花澄香と申します」

 澄香は告げた。

 志遠も告げる。

「当、道場の師範代を務めます。霧生きりゅう志遠しおんです」

 二人は名乗り合った。

 志遠は、改めて尋ねる。

「本日は、どういったご用向でしょう?」

 すると、澄香は答えた。

「剣術の祖とも言うべき最古の流派。念流にお会いできて、光栄に存じます。ぜひ一手。御指南をお願い申し上げたく参りました」

 志遠は驚かなかった。

 道場を開いていると、その手の申し入れを受けることは少なくないからだ。

 日本最古の剣術流派という名前に魅せられ、打ち負かし名を上げようとする者が多いのだ。

 悪漢という者は、どこにでも湧いてくるものだ。

 大人の対応で丁寧に断るのだが、中にはしつこい者もいる。

 丁重に帰って頂いたにも関わらず、外に出れば念流を倒しただの。歴史があるだけのカビ臭い剣術だのと、名を汚すように吹聴しだす輩もいる。

 志遠は、断るつもりだったが、念のために伺う。

「失礼ですが、風花さんの流派を伺ってもよろしいでしょうか?」

 澄香は、答える。

 それは、意外なものだった。

「戸田流高柳派」

「……まさか! 高柳又四郎の剣を受け継ぐ者がいたのですか?」

 澄香の流派に、志遠は驚く。

 

 【高柳又四郎】(1808年(文化5年) - ?)

 江戸後期の剣士。

 祖先の高柳源五右衛門定政が戸田流第2代の戸田綱義(越後守)から戸田流の印可を受けて以来、高柳家は代々戸田流を家伝としていた。

 又四郎の祖父、高柳左京亮定常は、家伝のほかに梶派一刀流や東軍新当流を学び、安永元年(1772年)に「高柳派」を興したが、戸田流より異議が出たために、「高柳派」は定常一代限りとし、戸田流に復することとした。

 しかし、又四郎の父・定用はこの約束を守らず、「高柳派」二代目を名乗ったという。

 又四郎は《音無しの剣》と呼ばれる難剣の使い手として知られた。

 相手がいくら打ち込んでも自分の竹刀に触れさせることなく、音をさせずに勝ったことから、「音無しの剣」あるいは「音無しの勝負」などといわれた。

 千葉周作、大石進と対戦した記録があるが、その後の人生の記録は残っていない。


「彼の剣は、人に教える剣ではなかったと聞いています」

「はい。高柳先生はおっしゃっています。『剣は己にあるもの人に剣法を教える事なんてできません』と。

 諸国を旅されていた時に、村に腰を下ろした際、私の祖先が高柳先生の教えを受けたと聞いていますが、その実体は教えとは程遠い、滅多打ちだったと。

 ですが、その実戦の中で、高柳先生の剣を学び、剣の道を歩むことになったと聞きました」

 澄香は、淡々とした口調で語った。

 志遠は目の前の少女を見た。確かに、只者ではない雰囲気を感じる。

「それは貴重な、お話を聞かせて頂き、感謝しかございません。

 しかし、当道場では試合はしません」

 志遠は澄香の求めを拒否した。

「なぜですか?」

 澄香は不思議そうに尋ねた。

「念流だからです」

 志遠は言い切る。

 

 【念流】

 室町時代に念阿弥慈恩(想馬義元)が父親を殺され、仇を討つために諸国を流浪して腕を磨き、開眼して念流を創始した。

 念流は日本兵法三大源流の一つにして最も古い流儀。

 武士の中にあって剣を殺傷の道具ではなく、むしろ弱者である農民、一般庶民を守るために始めた剣術。

 その教義は他の流派とはかなり違い、後手必勝、徹底的な守りを理念として、すべての人生に通ずる剣法であること、和の剣法で人を倒すことを目的とせず、十分の負けに十分の勝ありの精神を持つことを掲げている。

 あくまでも争うことを善とせず、「剣は身を守り、人を助けるために使うもの」と考える。

 慈恩は本懐を遂げた後は武士を捨て、僧籍に入って余生を送ったと伝えられる。

 なお、兵法三大源流とは陰流、神道流、念流の3つの剣術流儀を指す総称。日本の剣術を辿っていくと、おおむねこの3つの流派に行き着くとも言われる。

 江戸時代に剣術は大きく発展し、流派は700を超えていたと伝えられている。

 だが、剣術の根幹は、兵法三大源流・陰流、神道流、念流の3つ流派であり、その700を超える剣は、本派から分かれた、支流、分派、派生流派になる。

 流名の「念」は『撃剣叢談』によると、「一念をもって勝つことを主とする」ところからきており、「右手を斬られれば、左手で詰め、左右の手が無ければ、かぶりついても一念をとおすという伝授である」と記している。

 念流は、剣術の他、鎖鎌・棒術・捕縛術などを伝えていたとする。 

 

「念流七世にあたる友松偽庵は、おっしゃっています。

『他流試合は、負けまい、勝とうとする我欲が出るゆえ、真に剣の道を学ぶ者の巌に戒むべきことである』

 と。

 戸田流は、念流から派生した流派なのは知っていますが、それでも他流であることには変わりありません。

 ですから、当道場では、他流試合は一切お断りしております。どうぞお引取り下さい」

 志遠は、丁寧な言葉遣いながらも、有無を言わせない口調で言った。

 澄香は少し考えた後、口を開いた。

「では。私は、道場の看板を頂いて帰りますよ」

 すると、志遠はフフっと笑う。

「どうぞ、お持ち帰り下さい。当、道場では、最初から看板など掲げていません」

 澄香は目を丸くする。

 そうだ。確かにここに着いた時に、門には何の看板も無かったのだ。

 澄香は改めて志遠を見る。

 志遠は笑みを浮かべている。

 澄香は、改めて思った。一本取られたと。

 志遠の言葉を聞いた澄香は、しばらく考えていた。その後、何かを決意したように顔を上げた。

 すると澄香は、右脇に置いた鞘袋から木刀を抜いた。

 そして、それを両手に持って立ち構える。

 志遠は驚いた。それは、立ち合いを意味するからだ。

 澄香は言う。

 その声に迷いは無い。澄香の覚悟を示していた。

「では。今から私は霧生様に襲いかかります。宜しいですね?」

 澄香の言葉に、冗談の色は見えない。

 彼女は本気なのだ。彼女の真剣さは伝わってくる。

 志遠は右脇にあった木刀を手にして立ち上がる。彼女に応えるために。

 志遠は思う。

 目の前にいる少女は何者なのか?

 その実力はどれ程のものか。

 何にせよ、戦わなければ答えは出ないだろう。

 勝負となった限りは、最早、引き下がるわけにもいかない。

 澄香の瞳は真っ直ぐに志遠を見つめていた。

 志遠は、正眼に構えを取る。


 【正眼の構え】

 剣の構えの基本で、もっとも一般的な構え。

 切先を相手の喉に向ける。

 攻防共に隙が少なく、相手のどのような変化にも応じられ、攻めてこちらからの動きを起こすのも都合の良い構だ。


 澄香は八相に構える。

 その構えからは、凛とした清々しい気配が漂ってくる。

 志遠は澄香の構えと佇まいから見て、かなりの使い手であることを感じていた。

(強い)

 内心、落ち着いた独白をする。

 しかし、言葉とは裏腹に内心では高揚していた。

(なんと。僕の心の弱いことか。念流の教えとは未だに程遠い……)

 志遠は、自分をわらう。

 少女だからと手加減はできない。ならば、こちらも全力を出すしかないだろう。

 お互いに相手を見たまま微動だにしなくなった。

 そこにいるのは、剣士二人。

 ただそれだけだった。

 道場の中は静寂に包まれた。

 二人は、互いの間合いを測るかのように、お互いの呼吸を計っていた。

 二人の心拍数は上がり、額や首筋に汗が滲んでくる。

 澄香は、志遠の構えを見て、相手が相当の使い手であることを悟る。

 手にしているのは真剣ではなく木刀ではあるのだが、対峙しただけで分かる。

 この道場の師範代は、只者でないことを。

 念流。

 剣術の源流であるこの流儀は、決して戦うことを善としない。

 だが、澄香は敢えて、その教えを破らせることにした。最も歴史の深く長い剣術だからこそ、試したかったのだ。

 自分の強さがどこまで通用するかを。

 それと同時に、澄香は剣の源流に対し、何と恐れ多いことをしようとしているのかと、自分自身でも驚いていた。

 会ったばかりではあるが志遠は、礼儀正しい青年であり、剣の道を志す者としては、まさに模範的な人物とさえ思えた。

 そんな彼に剣を向けようとしている。

 澄香は、祖先を敬う心を失った無法者のような暴漢になった気持ちでいた。まるで先祖の墓に唾を吐くような気分であった。

 祖があるからこそ、今の歴史がある。

 祖があるからこそ、今の剣がある。

 祖があるからこそ、今の自分がある。

 祖とは、そのように深く敬う気持ちで接するものだ。

 尊敬の念に堪えない。

 教えを請うならともかく、このような乱暴なやり方をする自分に対して、澄香は自分でも嫌気が差していた。

 だが、今の澄香には、それしか思いつかなかったのだ。

 澄香に引くという選択肢はない。

 ここで、退くことはすなわち、自分の負けを認めることになる。 

 それは、澄香にとって絶対にできないことだ。

 だから、どんなに不利であっても、戦い抜くだけだ。

 澄香はそう心に決めて、息を吸った。

 ―――

 先に動いたのは、澄香であった。

 澄香は一気に踏み込み、志遠との間合いを詰めていく。

 志遠は、その動きに反応していた。

 だが、まだ動くことはできない。

 なぜならば、澄香の間合いはまだ遠い。

 志遠は、澄香の動きを見極めてから対応できると思っていた。

 澄香は止まらない。

 左足を軸に右足を横に踏み出す。

 左側への送り足。

 志遠の右へと回り込む体の移動。

 志遠は澄香の狙いを察する。

 澄香は、志遠の右小手に打ち込んで来るつもりなのだ。彼女は加速し、一瞬で飛び込んだ。

 その速さは、かなりのものだった。

 しかし、志遠は慌てることはない。

 志遠は、澄香の初太刀を誘う。

 鋭い一撃が志遠の右小手に見舞われる。

 だが、それは虚しく空を切る。

 なぜなら、澄香の小手打ちに合わせて、志遠は木刀を握る右手を外したからだ。

 澄香は空を切った木刀を切り返して横薙ぎに、志遠の脛を打つつもりだったが、木刀を加速させる前に志遠の木刀で抑えられていた。

 打たれて防がれたのではない。

 そっと触れるように抑えられていた。木刀を加速できていれば、そのまま打ち払うこともできたかも知れないが、既に止められているのだ。

 澄香が志遠を睨み見るが、その表情は変わらない。

 そこには余裕すら感じられた。

 澄香は一度引こうとしたが、志遠との距離は変わらなかった。

 引いた分だけ志遠が追いかけて距離を詰めたからだ。

 木刀と木刀も触れ合ったまま離れない。

 まるで、澄香の心の内を読み取るように、志遠は微笑む。

 澄香はその笑みに焦燥感を覚える。

 そして、その瞬間に澄香の中で何かが変わった。

(なら押して体勢を崩す!)

 澄香は木刀を握る両手に力を込めると、触れ合った志遠の木刀を押し返す。

 だが、志遠の身体は動かなかった。

 女性かと思うような細身であるにも関わらず、澄香の力に押されることなく、根が生えた大木のようにその場に佇んでいた。

 念流では、我が剣を敵の剣に付けて押さえ込むような技法がある。

 これは、一見押さえ込むよう見えるのだが、実は相手の中心である《しん》を取っているため、強い力で押さえ込むことをしなくても、動きを制することができる。

『敵を連れ込み、負す処を、世人俗に唱して当流のそくひ付けという。これは敵の太刀に我が太刀の米糊にて付けたる様に、外より見ゆるがゆえに、かく称するものなり』

(『念流兵法心得』)

 “そくひ”とは続飯と書く。

 飯粒を練って作った糊のことで、その強度は剛力の弁慶さえもはがすことができなかったというくらいだ。

 澄香は完全に、そくひ付けにかかっていた。

 それでも、諦めずに力を込めていく。

 だが、押せないものはどうしようもない。

 やがて、限界を感じた澄香の手から力が抜けていった。

 すると、それを感じ取ったのか、今度は逆に志遠の方から澄香に向かってきた。それも、素早く。

 澄香は反応できずに、そのまま押される。

 軸足を払われると、澄香は背中を打ち、息が詰まった。

 志遠は澄香の傍らに座るようにして、喉に木刀を押し当てる。

 一瞬、息が詰まる。

 志遠は、澄香を見下ろした。

 勝負あった。

 澄香は、何も言わず志遠を見ていた。

 そこにあるのは、悔しさだった。

 澄香は唇を噛み締めながら、その瞳には涙が浮かぶ。

 負けてしまった。

 これが真剣勝負ならば、死んでいた。

 だが、澄香は心の中ではどこか納得していた。

 自分の未熟さを。

「参りました」

 澄香は床に倒れたまま、敗北を認めた。

 すると志遠は木刀を引き、一歩下がって残心を決めた。

 咳き込む喉を手で抑えつつ、澄香は起き上がる。

 澄香は、その場で正座をすると志遠に向かい、深々と敬意を示す、お辞儀をした。

「ご無礼をお許しください。どうしても霧生様の腕を拝見したく、不作法な真似をいたしました。剣の祖に対する無礼をどうか、お怒りを鎮めてくださいますようお願い申し上げます」

 それは、澄香の心からの謝罪と、本音であった。

 そんな姿の澄香を見て、志遠は口を開く。

「なぜ、このような無茶をしたのですか?」

 澄香は顔を上げると、志遠を見た。

 その目は真剣で、真っ直ぐで、そして美しい。志遠は、その澄んだ目に吸い込まれそうになる。

 澄香は、目を逸らすことなく答える。

 嘘偽りのない言葉でもあった。

「それは。霧生様の剣士としての御高名をお聞きしてです。その世界では幾人もの剣士と勝負を行い勝利を収めてきたと。また、数々の悪党を討ち果たしているとも」

 その言葉を聞いて、志遠は澄香が自分と同じ世界に生きる人間なのだと確信した。

「褒められたことでは、ないですがね」

 志遠が苦笑いを浮かべると、澄香は首を横に振る。

 その仕草に志遠は驚いた。

 まさか否定されるとは思っていなかったからだ。

 澄香は続ける。

「私に、お力を貸して下さい。一人の男を討ちたいのです」

 そう言って、澄香は再び深く頭を下げるのだった。

 志遠は事情があるとみた。

「物騒なことを言われる」

 志遠の言葉に、澄香は頭を伏せたまま答えた。

「……私では、力が及ばないのです」

 その声は、少し震えていた。

 まるで泣いているかのようにも聞こえる。

 そして、その言葉の後に沈黙が続いた。

 その時間は、それほど長くはなかっただろうが、志遠にとっては、長い時間のように感じられた。

「鍛錬を続けていれば、いずれ討つ力を手に入れられるかも知れません。ですが、奴には私以外にも敵が多いらしく、手をこまねいていては先を越されてしまいます。

 恥を忍んでお頼みします。どうか、力をお貸しください!」

 再び、澄香は頭を下げた。

 その必死さが伝わってくる。

 志遠は考えた。

 澄香に義があるならば助けてやりたいと。

「それで、相手は?」

 志遠が尋ねると、澄香はゆっくりと頭を上げた。

 その目には、強い意志を感じる。

 志遠は、その目が嫌いではなかった。

 むしろ好感さえ持てる。

 その強さは、自分の信念を貫き通す力を持っているからであろう。

 その力は、きっと多くの人の心を揺り動かす。

 その姿は、それだけの純粋さを持っていた。

「《なにがし》のいみな隼人」

 澄香は、はっきりとその名を口にした。

 その名前を聞いた時、志遠は表情を硬くしていた。何かを諦め、悟ったような、そんな表情だった。

「……理由を聞かせて下さい」

 志遠の言葉に、澄香は床を掴むように拳を握った。

「殺された親のかたき討ちです」

 澄香は、涙を流して訴えた。

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