9話 夢さんと五月さんとダンジョンに行く

 夢さんは五月さんと仲が良い。


 五月さんは今普通の服だ。


 目つきが普通だ。


 夢さんはダンジョンを探している。


 僕は夢さんと五月さんと一緒にパシリをさせられている。


 ただダンジョンはなかなか見つからない。


 ただやっと見つかった。


 黒い洞穴のようなダンジョンの入り口が見える。


 夢さんは喜ぶ。五月さんは少しあきれている。


 僕は普通に感謝する。


 中はスライムがいる。


 核を潰して捻り潰す作業のみの簡単な仕事。


 スライムゼリーがドロップする。


 僕は徐にスライムゼリーを食べてしまった。


 すると何度も食べるとスライムゼリーを食べた弊害か副産物か再生粘液というスキルを得た。


「再生液を出せるようになった」


「すごいじゃない思井君」


「マスター君最高ですね」


「思井君は特別な才能が有りますね絶対」


 スライムゼリーもいいが、ゴブリンとかが出始めた。


 ゴブリンのドロップ素材はコシミノか角だ。


 コシミノは何故か中古リサイクル店とかで一個100円で売れた。


 謎の素材でできたコシミノが100円とは安いのはあれだが何故に売れるのか謎だ。


 角は何かに加工できると踏んで夢さんが引き受けた。


 その後角は煎じて飲むと体力がほんの僅か上昇することが分かった。


 まさかの結果に夢さんも驚いたという。


 ゴブリンを倒しておけば体力上昇薬を作れると踏んだ夢さんはゴブリン狩りに勤しむことになった。


 ただダンジョンによってスライムが出やすいダンジョンとゴブリンが出やすいダンジョンと違いがある。


 ゴブリンのほうが使えるかというとスライムゼリーもまだ未知数な部分がある。


 なおスライムのレアドロップはポーションだ。


 50体ぐらい狩ると1体はポーションをドロップする。


 なおゴブリンはゴブリンの剣をドロップする。


 ゴブリンの剣はぼろぼろで溶かしてしまえば何かに使えるかもしれない。


 ゴブリンの剣は不思議に錬成したらかなりの切れ味でゴブリンソードとして売り出そうとしているらしい。


 裏ルートらしいが。


 あとはコボルトが出現するようになった。



 ダンジョンはまだまだ未知な部分が多い。


 僕の重さを変える力も未知な部分が多い。


 敵を重くしまくって倒しきることが多い。


 ただ最近は剣を使う。鉈か剣だ。


 剣はゴブリンソードだ。


 ゴブリンソードでもかなりの威力になる僕が使うと。


 剣の重さをインパクトの瞬間に重くすることによって威力が上がる。


 ゴブリンを倒すのにゴブリンソードを使うとは何とも言えない気分だ。


 ゴブリンソードよりも強力な武器が欲しい。


 新素材を手に入れなければいけない。


 そろそろダンジョンを沢山探したい。


 時間的に優雅に過ごす夢さんは気ままな人だ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る