きっと いつの日か

あのとき おもむくままに

あの人の影を 信じていれば 

今こうして こんなところで 

ひとりぼっちになんてならなかった?


怖がりで 用心深くて

誰やかれやと 信じれなくて

若さ故 損な性格 私の特質


カーテンの 向こう側

幸せは 青く輝いて見える

吹き抜けていく 風の音さえ

敏感に刺さって 心は痛む


いまだに 不可思議なのは

ここにいるのは ほんものの

私なのだろうかと思うこと

どこか 頼りなく

なにを どうしたいのか

わからないまま 


時を打ち破る その日を待ち望み

いつか廻天かいてんできるのだろうかと

ひとり呟く


いまはただ 黙然もくねん

カーテンの向こう側へと

歩める時まで じっと残存


きっと いつの日か

きっと いつか なんとかなる

なんとかなると 信じてる









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