魔法のことば

れる 空 

そこから 蒼い 

ひかりが 差し込んでくる


その ひかりに 

手を のばす

つかめそうで 

つかめない


それでも 

あきらめないで

わずかな ひかりを 

うけとめる


もしも それが 

あなたの 嘆きの 

囁きだとしたら 


その 高貴な しずくを 

このあかい 舌で

そっと あじわう


あなたが 与えてくれた

このことば 


かぎりなく どこまでも 

いつまでも ずっと 

ささやき 続けるの


だれかが 心に 

留めて くれるなら


だれかの ために 

綴って ゆきたい


鎖のように 結びあう

わたしは それを


魔法の ことばと 

そう 呼びたい




















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