第4話

 今までに、これほどまでに達成感を感じたことが私の生涯であっただろうか。

3時24分、私の前には大量の肉料理が並んでいた。麻婆豆腐、ケバブ、小籠包、ミートパイ、唐揚げ、アドボ…少々作りすぎてしまったかもしれないな。

まぁ、余ったら近所の人にお裾分けすれば良いか。

空腹のあまりに、頂きますも忘れてかぶり付いた唐揚げは、多少脂っこくはあったが、我ながら非常に美味しかった。

やはり私には料理の才能があるな。

おっと、こうしている場合ではない。

彼女の骨を埋めに行かなくては。

細かく刻んだ骨と臓器をビニール袋にいれ、そのビニール袋を仕事用の鞄に納める。

鞄を大容量のものにしておいてよかった。さて、出発するとするか。

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