ラブラブ百合ップル、鍋&従者付き

鍋底に具がいっぱい沈んでいるかのように、予想よりいろんな要素が詰まっている百合小説でした。人外×人外に加え、語り手の彼女の意外な職業。ちょっと色気匂わす会話もあったり。

色々言われている折り鶴を肯定する一方で、「私は私の愛を押し付けに行く」とも言う語り手の彼女がなんか良いなと思いました。

平和でふんわりとしつつも真面目な要素も意外性もあり、実体のない精霊のように全体の感覚がつかめない気もする小説でした。