第10.9話 教えて!ショウコ先生!

「今日はショウコ先生が呪いについて教えるよー!とっとと覚えてテレビ観よう!」


「おー!」



「この前も言ったけど呪いは俗世にどれだけ近い生活ができるかって感じだからあったところで特殊能力は使えないよ!」


「えー!」


「呪いがない人は境界ここに来ると、俗世の記憶は薄れ、判断能力は下がる。痛みや暑さ寒さを感じなくなるよ!」


「そっちの方が楽じゃん!」


「当たり前よ。いい人なんだから」



「前から気になってたんだけど、なんで私の名前知ってたの?」


「黒猫ヤマト!」


「は!?」


「黒猫は上から遣わされた盗撮器みたいなもんでね、黒猫が見たもの全て上が資料として管理し、定期的に私たちに送りつけてるの!」


「あっだからか」


「そう!だから黒猫は縁起が悪いと言われちゃってるの、原因と結果が逆なんだよね!」


「へぇそうなんだー」


「冤罪は99%ないね!」



「ショウコさん教えるの上手」

「えっありがと嬉しっ!」

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