第4話 「監禁」


見つかっちゃった。やっべ。

俺人生終わったかもしれない。

いやでも、履歴は全て消せた。パスワードは頑丈。

指紋でやるやつだからな。

「もう22時30分だよ?早く一緒に寝よ?」

えまって一緒に寝るとは聞いてないぞ!?

どうしよう...もう寝るか?寝ている間に脱出するか?

よし。そうしよう。

「おっけ。早く寝ようか。」

琉斗がそういい、2人はベットで一緒に寝た。


その行動で、琉斗はこの後あんなことが起きるなんて思いもなかった。。。



_6時。今冬だけど、何故かパチッと目が覚めてしまった。

「うおっ、もう朝か!?やばい脱出できなくなっちゃったな...柏は?」

琉斗が焦りながら言い、柏を探そうと思った。

でも、1秒の間もなく、琉斗は部屋が違うことに気がついた。

「ここは...牢屋?」

俺はそういいながら鉄格子をガチャガチャと音をたてて、柏を探した。

牢屋内はいたって普通。ベットとテーブルと椅子があるだけだが...ご飯以外には欠かせないものだ。

そして天井を見て、なにか通れそうな所があるのに気づいた。

琉斗は嬉しそうに言った。

「もしや脱出口!?はやくいこう。」

そして椅子を移動させ、登ろうとした。


だが、中はただ、真っ暗で狭い部屋。騙されたのだ。

「なっ...何!?」

琉斗は驚き、後ろを振り向いた。

するとそこには、顔を隠している柏がいた。

どうやら、俺は監禁されていたみたいだ。

柏は琉斗に言った。


「これでもう逃げられない。琉斗は私のモノなんだから♪」

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