第13話 その暴漢、凶暴につき

第13話 その暴漢、凶暴につき


かつてカクヨムさんで15作品抱えて、

右往左往していた知人が居た。

かつて、なのは自ら全作品を削除して

Twitterのアカウントも停止したからである。


僕は彼に傷ついた旨を告げ代償に

作品に目を通すように強要した。

彼の描く暴力描写は吐き気がしたし

救いようのも無い世界が全体に拡がっていた。

削除されたことに傷ついたのでは無く

鮮やか過ぎる暴力描写が許せなかった。

無辜の人間を殺した後で、

社会的に有名な知り合いに弁護士を雇って貰い

無実を勝ち獲ろうとしていた。


大恋愛をして、已むに已まれず他人を殺し

愛を貫きながらも刑期を過ごすような

描き方だったら救いはあったかも知れない。

実際は金を取られたくなかった

その日に限ってナイフを持ち歩いていた。

エゴイズムの塊のような場面設定。


何故、そんなことを蒸し返しているのだろう?

きっと思い出すきっかけスイッチが

日常の至る所に点在するからだ。

僕も誰かの気分を損なう作品を書いているのかも知れない。

そうであるならば、全力で改稿に励もう。

知らぬ存ぜぬでは通らない。

公の場で作品を発表しているのだ。

責任を持って言動しないと公人としての示しがつかない。

11月4日、本日は更新をせずに夜を迎えようと思う。

作品ストックがあることへの余裕と

情報量の軽減、正しく情報が届きますように!

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