第6話 五条通。

五条通は、ほっこりする。

なぜか。

自転車でのほぼ遠出。

自転車を脚にしている私の。

生活圏より出たところ。

ちょっと遠くへ来たもんだ。

っと。

大きな通りへ出るまでの道すがら。

景色が新しい。

三条や四条の喧騒を越えて。

ちょっと落ち着いた気持ちになれる五条通。


   *   *   *


どーいうわけか、帰りの記憶はないもんだ。

っと。

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