カクヨムコン8 68日目報告

 こんばんは。

 裏耕記です。

 

 カクヨムコンの応募期限が終わってしまいましたね。

 蓋を開けてみれば、長編、短編ともに1万作品を超えて、長編は10,163、短編は10,284という結果でした。


 締め切り前日までは長編の方が一万の大台に近かったのに短編の最終日の追い上げは凄まじいものでした。


 短編、長編ともに最大級のコンテストになったのは間違いないですね。



 それと、応募締切日あたりから作品のPVやフォローが増えまして、二月に入ってからは特に顕著になりました。

 

 読者選考ブーストなんでしょうか。

 明らかにわかるくらいの伸びです、


 フォローは読み専の方も多くなりましたが、作家さんも多くて、その方々の作品を読みに行くのが忙しいくらいです。

 せっかくなら読者選考期間中に★評価していった方が作家さんも嬉しいでしょうし。


 こうやってたくさん読んでみると、星の入れどころが難しいと実感します。

 よくエッセイでは文末に評価やフォローのお願いを書くか書かないかで意見が分かれていますが、書いてあると入れやすいと思う人はいると思います。



 私がそのタイプです。



 コンテスト開始直後でなければ大体半分くらいの5万字以上読んでから星を入れる事がほとんどなのですが、それだとどうしても中盤になるので、盛り上がる終盤を読まずに入れるのはどうかと思ってしまうことが多々ありました。

 


 実際には最後まで読むつもりなので終盤も楽しみにしていますが、受け取る方の考え次第で良くも悪くもなるタイミングかなと戦々恐々としてました。


 章分けされていたり、文末で評価やフォローのお願いが書いてあると途中で入れても良い作家さんなのだなと安心して星入れしていた記憶があります。



 私も今回文末のお願いを入れましたが、各エピソードの終わりだけにしました。

 星の入り方は、やはり効果があったように感じます。 


 この方法で言われているデメリットは、離脱率が上がる事らしいですね。

 メリットとしては話にメリハリが出る事なんでしょうか。


 頂いた感想を見てみると、読み味を変えていたこともあり、あれが良かった、こっちのエピソードが良かったなど反応を見れたのが良かったと思います。


 なんとなく人情物が人気だったのかな。

 人情物だと忍者感が少なくなるので、時代小説によくある陰謀を暴くようなエピソードも入れてみましたが、物語で起きる事件の暗さが離脱を助長しているようでした。


 今回書いてみて3万字前後のエピソードを三つで10万字という区切りにするペース配分は良いと思いましたが、人情物二つと事件物を一つくらいの方がカクヨムでは良いのかもしれません。


 それは、ほのぼの日常系の人気の高さなのかもしれません。

 

 私からすると、時代小説といえば事件が起きて江戸の町を駆け回る捕物帳と言われる形態の方が時代小説らしいと思うのです。

 ただ、カクヨムにおいては、そうではなかったのが収穫でした。


 結局のところ、時代小説らしいと思っているものを書いても、それは商業誌とバッティングするだけで、今自分が進む道ではないのかもしれません。

 

 ガチンコで商業誌と戦う気概があれば良いのかもしれない。

 文学系の賞レースに参加していくのはありなのかな。


 

 少し話は変わりますが、この間、ラノベの新人賞に応募していた作品なのですが、規定違反で選考外になってしまいました。


 届いた書類には、違反になりやすい箇所の具体例が書いてあったのですが、自作がどこの違反だったのか、結局これと言った理由がハッキリせず。


 たぶん、原稿の規定に抵触していたのだと思います。

 

 講評が欲しくて応募したんですが、講評すらもらえずと言った結果になってしまいました。


 そういう意味で、タグ付けだけで応募できるカクヨム経由のコンテストは良いですね!

 字数に気を付けていれば応募できますから!



 という訳で、長くなりましたが、応募していた作品は、そのうちこちらに公開すると思います。

 カクヨムコンに応募していたくノ一ちゃんの前身にあたるお話で、日葵と徳川吉宗が御庭番を作るために奔走したお話です。


 実は、処女作「吉宗のさくら」にも登場している部分も含まれていますが、このお話は吉宗が主観の一人称なので、日葵が主観の一人称のお話に作り替えて6万字くらいの内容になってます。


 きっかけは吉宗を書いているときに自分に女の子の描写がうまく書けるのか、歴史物の中でおかしくない動きができるのか、試してみたくて登場させてみました。


 その思い付きは、吉宗が終わったらくノ一ちゃんみたいのを書きたいという気持ちからだったのですが、登場させた時代背景から、日葵が江戸に出てくるまでに35歳になってしまうという致命的な欠陥を生み出してしまいまして。


 江戸時代ということもあり、結婚している女性が江戸の町を好き勝手歩き回るのはどうなのかと悩んだ結果、急遽姪っ子という設定の日向と叔母の日葵の二人体制の物語になったという裏話がありました。

 結果的に二人の良さが出て怪我の功名かなと。


 総じてラノベっぽい時代小説になったと自負しています。

 これが受け入れられてほしいと切に願います。


 次は、ついに戦国時代の転生ものに手を出そうと計画中。

 くノ一ちゃんの続きもチラホラ進めていきたい。


 次なる目標はなろうのネット小説大賞あたりでしょうか。


 そこには新作を当てたいところですね。

 なろうだと転生系も人気ですし。



 それでは本日はここまで。

 お付き合いいただきありがとうございました。

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