第15話暇

久しぶりに、サッカーの練習もなかった。


父と母も朝から出かけていた。


「何か暇だな。」


スマホを見ていた。


「あれ?高木ようこ?いつの間に‥。」


スマホにちゃっかり登録されていた。


近所の広場でリフティングの練習しようと思って寒い12月に寒空の中で外に出た。


広場に行くと亜細亜君がサッカーの練習をしていた。


「サッカー、高校生になったらまた始めるの?」


亜細亜君は、驚いた顔になった。


「未練は、あるからお前と違う高校行って全国目指す。って行っても1人だしバンド崩れだしな。」


と笑った。


「俺は、亜細亜君が憧れだったよ。」


「バカ野郎!俺はお前のアシストでシュート決めてただけだよ。」


スゲー劣等感になってたんだがな。

今の俺が言ってもな‥。


お互いサッカー雑談をしてサッカーボールを蹴り合ってサヨナラした。


やっぱりスーパースターだな、亜細亜君は。


アイツのアシストやっぱり日本1かもな。


お互いの想いを抱き夕焼けをお互い見ていた。


【おひさ~。】


【あのさ、人のスマホ勝手に操作したろ?】


【さすがにバレた】


【彼氏は?元気?】


【あいつさ、グズの浮気者だからお別れしました!】


【あっそ。】


それから朝方までサッカー×恋愛話をされて、じゃあ、おやすみ!


って一方的に電話切れられた。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る