18歳

僕は詩を送って

君は写真を送ってくれた

どこかに向かうことを

認め合える幸せだった


あれから24年たって

すっかり景色は変わった

僕は詩を書いて

君は絵を描いている

噂の風を

つかみ合う関係


君の周りにも

助けてくれる人がいるんだろう


自分の詩を

嫌いになったことはないよ

君はどうなんだろう

写真を見つめる

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る