第33話文学ワナビ2

「 このスレみんなキツい言い方するけど結構面白いこと書いてんね。さすが作家の玉子たち(´・ω・`) 」

「 これだけ面白いこと書けるんだからプロとの差はわずかだろう。わたしももうすぐ横溝正史文学賞の結果が出る(´・ω・`) 」

「 わたしは初めて書いたのは37のときだな。やまなし文学賞に応募した。そのときは作家になりたいとかそういう意識はなくて。その後しばらく止めていて45で「碩学の」を書いた(´・ω・`)。 」

「 それから48までの3年間で公開している作品だけで文学研究30本ぐらい書いた。文学賞は取れなかったけどおかげで松戸や伊勢崎ではちょっとした有名人になった(´・ω・`)。まあお金はないんだけどさ(笑) 」

「 ずっとインスピレーションが溜まってたんだな。今は書きたいことの6~7割は書いたので以前よりはずっと落ち着いている。あとは着想したものを数年かけてコツコツ仕上げていくだけさ(´・ω・`) 」

「 結局横溝正史文学賞ダメだったよ。どうすっかなー(´・ω・`)。 」

「 「碩ファ」や「セカアカ」でも通らないとなるとなー(´・ω・`) 」

「 先日KADOKAWAからデビューした萌乃ポトスちゃんは「碩ファ」を絶賛してくれてたんだよ(´・ω・`) 」

「 角川春樹さんはどう考えておられるのか(´・ω・`) 」

「 入院中の彼女が面会に来てほしいだって。しょうがないからSEXしてくるわ(´・ω・`) 」

「 俺は諦めることはないというか、インスピレーションがまず枯れないからなー。それがあるうちは生理現象のように書き続けると思う(´・ω・`) 」

「 いずれにしろ俺は文学だけの人間じゃないんだ。研究者、ミュージシャンとしての顔も持つ。碩学にとってやりたいことをやり尽くすには人生は短すぎる(´・ω・`) 」

「 文章の上手い下手とか言い出したら終わりだろ。もうその作家は中身がない書くことがないと言ってるのと同じ(´・ω・`) 」

「 おためごかしにしろたいていの文学賞は「上手に書く必要はない。世界中のどこでも見たことも聞いたこともない貴方だけのオリジナルストーリーを読ませてほしい」と謳っている。俺は作家や編集者の良心を信じている(´・ω・`) 」

「 信じるという哲学。簡単なようで難しいものだ。リスクがあるからこそ信じることに意味があるのさ(´・ω・`) 」

「 まあ「碩ファ」や「セカアカ」、「LGBTの研究」はどうしても書かなければならないものだったけど、あと10本も書けば当面書くものはなくなる。そしたら文学賞にこだわる理由もなくなるかもしれない(´・ω・`) 」

「 3月は新人文学賞ラッシュじゃの。みんなも投稿するの?(´・ω・`) 」

「 大丈夫。お前らは少なくとも百田よりは才能あるから。政治力で負けてるだけで(´・ω・`) 」

「 黄昏流星群も読んだことないんだろうな(´・ω・`) 」

「 なんで使い回しダメなんだろうな。面白けりゃなんでもいいと思うけど(´・ω・`) 」

「 最近5ちゃんでシカトされてTwitterで著名人と絡む昔と逆転した現象が起きている。俺はもはや自分で考えてるよりセレブリティーな人間なのかもしれない(´・ω・`) 」

「 茂木健一郎先生、宮台真司先生、古谷経衡さんなんかは以前からわたしを応援してくれていたが。最近新たに作家の鈴木傾城さん、葦屋ゆかりさん、萌乃ポトスちゃんなども味方してくれてる。敵の数だけ味方がいるというのは本当だと思う(´・ω・`)。 」

「ラノベってどんなの?(´・ω・`)」

「わたしは現代ドラマか歴史物しか書かないの。あとは研究、音楽(´・ω・`) 」

「現代ドラマ、歴史物の範囲ではけっこう色んなの書いていますよ。J3リーグを舞台にしたサッカー小説「デュエル」、日比谷の金融界と松戸市を舞台にした経済小説「ウルフオブ水戸街道」、東洋大学哲学科を描いたLGBT小説「白山の哲学」、京都を中心に愛子さま、香山リカ、北条かやのアンガージュマンを描いた「がじゅまん」、松戸市での珍道中「松戸愚連隊」、ジョン・レノンの第二の人生を描いた「イマジン」、桜井和寿さんの半生を描いた「ラストヘテロ」など(´・ω・`)」

「 つまんない人生、つまんない人間だな、お前ら(´・ω・`) 」

「 三島由紀夫はホモ、太宰治はヘテロ(´・ω・`) 」

「 わたしはワナビ作家のみならず、研究者、ミュージシャンとしての顔も持つ。「碩学」というのはわたしの師匠の伊東乾の提唱する概念ですが。凡庸な専門家には見えない景色が、総合知、文理横断、創造性によって見えてくる(´・ω・`) 」

「 浅田次郎はヘテロ、馳星周はホモ(´・ω・`) 」

「 「碩学性」。要するにあらゆる学問を文理横断した上で、容姿端麗、運動神経抜群、芸術的感性に優れる人格者。それが、伊東乾であり、茂木健一郎、左巻健男の本懐(´・ω・`) 」

「 桜井和寿、HYDE、オダギリジョーはヘテロ。草野マサムネ、GACKT、竹野内豊はホモ(´・ω・`) 」

「 坂本勇人、山川穂高、伊東純也はヘテロ。大谷翔平、山田哲人、羽生結弦はホモ(´・ω・`) 」

「 2016年。オバマ大統領の世界平和をきっかけに1枚の古文書から始まった「LGBTの研究」も、演繹を重ねここまでの重大な研究となった(´・ω・`)。 」

「 なんやかんやカクヨムが1番使いやすいテキストサイト。わたしもカクヨムをメインにしているしKADOKAWAはいい加減わたしを認めるべきでは?角川春樹さんはもう怒っていない。あとは現場のブサイクヘテロたちの嫉妬だけ(´・ω・`) 」

「 やはりわたしは直木賞向きだと思う。大衆文学。常に大衆に寄り添う生き方をわたしはしてきた。芥川賞というのは少しカラーが違う(´・ω・`) 」

「 伊東乾も文学は「さよならサイレントネイビー」と「ケダモノダモノ」の2本を上梓している。彼は書籍を20作品近く書いているがほとんどは研究書。伊東乾の専門の音楽や情報学を中心に医学法学物理学など碩学的に横断した研究の数々である(´・ω・`) 」

「 伊東乾は「碩学のファインマン origin」を数年以内に書くという。「碩ファ」は元々その大半が伊東乾による創造。あまりに難解で長編なためわたしも半分くらいしか再現できなかった。「碩ファ」は情報学が相当絡んでくるため普通の書籍よりKindleなどの電子書籍の方がその真価を発揮する(´・ω・`) 」

「 わたしも現在は作家、研究者、ミュージシャンを名乗っているが、本来はもっと総合知的な、その先の大きな物語まで見据えていた。ただ、社会からのレスポンスがあまりに遅く、芳しくない。わたしもどこまで本気を出していいのか分からなくなってくる(´・ω・`)。やはりわたしは時代の鬼子。 」

「 本来であればとっくに東大大学院で伊東乾に師事して村田美夏と結婚して堀江貴文、津田大介らと面白い仕掛けを打ち出していたはずであったが。今のところ現実と理想のギャップに戸惑っている(´・ω・`) 」

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