いじわる

第1話

神様はいじわる

何度も私を裏切って傷つけて。

何回も期待して信じて裏切られたよ

私ね、凄い傷ついたよ。

あなたの前では平気な顔して笑ってたけど、お腹壊しながら、あなたのご飯を作って、あなたの帰りを待って、あなたの洗濯をした。

一人の時は泣いてたよ。

夜、お腹が痛くてトイレで寝てたのをあなたは知らないでしょう？スヤスヤ子どもの様に眠っていたもんね。

知られないように頑張ってたんだ。

あなたは浮気した時、私に言ったね。

何も尊敬できないって。女に見えない。

好きかも分からないって。

私こんなに頑張ってるのにって辛かった。

結婚の話もして、私の両親にも会ったのに

あなたは変わらなかったね。

最後は、私を捨ててどこかにいってしまったね。職場の人は、寿退社だと思ってるから、話合わせるの大変だったんだよ。

あるはずのない未来の話を笑顔で話さないといけないの。あなたは、へーって携帯見てたよね。

あなたは、私が泣いてる時、いつも違う方を見ていたね。

私はまだ、あなたのした浮気も浮気相手の顔も忘れられないよ。

もういなくなってしまったあなた。

元気にしてますか？私の事なんかもうどうでもいいのでしょうね。

私は残念ながら、まだ忘れられないよ。

あなたを探してしまう時がある。

幸せですか？笑っていますか？

私は何とか生きてます。

わたし達を繋いでいた思い出達は、変わらずにあるけれど、そこにあなたはいない。

それがまだ凄く辛いよ。

神様

なんでこんなにいじわるなのですか

ただ幸せでいたかった。一緒にいたかった。

私があなたに何かしてしまったのであれば、謝ります。だから、これ以上私を苦しめないでください。お願いします。

彼の事を不幸になれと願う事が罪ならば、私を苦しめる全てからどうか救ってください。

いっそ私を放っておいてください。

私の頭の中で今でも笑顔を見せてくるあなた。元気そうで何より。

不幸になれと願うけれど、私はあなたが大好きです。どうかそのままのあなたでいてください。じゃあね元気でね