第8話「出港」
「英国は」
アレクサンドリアとジブラルタル
さらに中央のマルタ島に海軍基地を置き、独・伊軍を牽制
「日本海軍率いる今津機動部隊は」
マルタ島救援のため「19:00時刻に出港した」
「閣下」
英国情報部からの報告です。
「ほう」敵の機動部隊が動いたのだな。
「しかも、かの最新鋭グラーフツェッペリンとビスマルク」
そして、空軍の護衛付か
「はい」ですが、数は数機のみです」
「やはり、独海軍と空軍の仲が悪い噂は本当だったのですね」
司令官
会敵は明日の夕方になると思います
「わかった」
「進路」このまま東へ、速度このまま
「ヨーソロー!」
対空・対潜警戒しつつ交代で休め
「明日の戦闘に備えよ」
ハッ!!
ちょつといいかな、参謀長⁉
「ハッ、どうされました司令官」
「新型のグラーフツェッペリンとビスマルクの戦闘力をどう思うかね⁇」
そうですな
まずは、新型グラーフツェッペリンですが
情報によりますと、装甲空母であり搭載機役30~40機と聞いています
さらに、主砲も備えてると言われ厄介な敵でありますが。
我が潜水艦隊による秘密兵器の攻撃でいけると思います。
「ビスマルクに対しては、先に護衛機を殲滅し」
互いの攻撃力で少なからず損害が出るでありましょう。
Uボート軍には、晴嵐と護衛艦でサメ退治を致します。
「なるほど」
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