第5話 創作論?

 書けません、そんなものは。

 

 何十年と物語書いてますけど(本気で)、人に語れる、あるいは教えられるような「創作論」になんてまるでたどり着けていませんから。いまだ教えてもらうことばかりです。


 拙作の「エッセイ」で語っていることなんて、「個人的な書き方」でしかないです。それ以外は研究発表のようなものですから。


 もう一つの拙作「言の葉」だって、いわば他人のふんどしで相撲を取っているようなもの。日本や外国の言葉を拾ってきて、それの感想述べているだけ。


 時々「創作論」の話見てしまうと、自分のダメダメさに愕然としてしまう。ともすれば、へこんでしまう。落ち込んでもう……。


 そんな自分が創作論なんて語れるわけないじゃないですか。


 出来るとすれば、経験を語るくらい。


 それもたいしたものではないですしね。一次落選の常連の話なんて、誰が聞きたいですか? だから、創作に関して語るのは極力避けます。時にそれっぽいことを言っていても、なに言ってんだかと、鼻で笑ってください。


 そんなどうでもいい話。

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