魅力的な「女主人公」はこうあるべき!というお手本のような物語!!

 この物語を最初に読んだ感想は、こんな「魅力的な主人公」書きたいなでした。ちょっと私が書く女主人公とは「ケタ」が違います。特に「心のうつろい」を表現するのが抜群にうまい。そうなんですよ、魅力的な「ヒロイン」は心情描写が魅力的なんですよ。それが「王道」なんですよね。それを本当に思い出させてくれる一作でした。

 物語としては、私の大好きな「中央アジア」。オアシスの水資源をめぐる話に、魔術と騎馬文化が絡んでくる。ほんと魅力的な設定です。十把一絡げの西洋ファンタジーとは一味も二味も違う設定に、主人公の魅力的なキャラクター。うーん、なんでしょうね、この圧倒的な魅力。思わずため息です。

 なぜなら、私も同じ中央アジアで「心情描写」メインのお話書いてたんですよ。マイナーなんですけどね。で、先日、私がこのお話を読んだ時、自分の作品のあまりにもの稚拙さ、特に「心情描写」の稚拙さを思い知って、寝込んでしまったほどです。実話ですw

 ということで、私が寝込むほどの傑作、是非、皆さんも読んでくださいね!

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