第37話


光が収まった後は50個合成した魔石と

合成しようとした魔石がそのまま残っていた。


たぶん50個で最大だったんだろう。

鑑定の眼鏡で鑑定してみると最大の魔石とでた、

確かに大きさは俺の顔くらいの大きさだろう。


やばい高そうだな…。


「終わったか?」


「もう少しです!」


「そうか!

ってなんだこれ!!!!!」


親方が机の上にある魔石を見て

口をパクパクさせて驚いている。


「魔石を合成しまくったらどうなるのか実験してみたんです。」



「その結果がこれか。

すこし持ってみていいか?」


親方に魔石を渡そうと机の上から魔石を取ろうとすると

重くて持ち上げることができなかった。


「これって買取とかできますか?」


「これの買取か…。

最低でも白金貨1枚は行くだろうな。」


「この魔石にそんな価値が…⁉」


魔石は何の魔物から出た魔石かは関係なく

大きさによって金額が決まる。

確かにこの魔石はビビるくらいでかいけどそんなに高いのか…


「親方買い取れますか?」


「ああ、買い取れるけど今は金が足りねえな。」


「じゃあ買取お願いします!

料金は今度でも大丈夫です!」


でかい魔石の買取の話をしてから実験を続けることにした。


次の実験は以前から気になっていた

簡易鑑定の眼鏡についてだ。


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