第20話
昼飯ついでに昼までのドロップ品を確認する。
・小さな魔石が8個
・糸が7束
昼からもこの調子でいければ中々の稼ぎになりそうだ。
その調子で午後も狩れれば今日は過去最高の稼ぎ。
午後からも慎重に頑張って行こう。
午後からも慎重に狩って行ってたんだけど、
昼前と何かが違う。
何が違うのかはわかんないけどいつものダンジョンの雰囲気と違う。
いつもと違う時は無理に攻略を続けるのはよくない。
今日はここまでにして早くダンジョンから出よう。
ダンジョンから出ていつもの武器屋に行く。
「親方ー-!」
声をかけながら扉を開けていくと
親方はいつも通りにカウンターにいた。
「おう、今日は早いんだな。」
「何かいつもと雰囲気が変わったから早めに切り上げて来たんだ。」
「雰囲気が違う?
どんな感じだったんだ?」
俺は自分の感じたままに説明した。
「おう、よくわかってるな。
それは月蝕の前触れだ。
月蝕はダンジョンのモンスターが全体的に強くなる。
月蝕が近づくとお前が感じたような感じになる。」
月蝕か。
覚えておこう。
説明を受けた後
今日のドロップ品を奥の部屋で合成させてもらう。
今日は結局
小さな魔石が12個
糸が9束
全部合成させる。
魔石は半分の6個を眼鏡に合成した。
残りの6個は全部ひとまとめに合成。
糸も全部まとめて合成してみた。
魔石は大きな魔石になった
糸は9束まとめて合成して普通の糸よりもきれいな糸になった。
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