第7話


スライムのドロップ品は小さな魔石だった。

この小さな魔石はダンジョンの外の売店やギルドで売ることができる


確か1個で銅貨2枚だったはず。

一匹倒すのにまだ時間がかかるから薬草採取の方が

効率がいいかもしれない。

でも、強くなればもっと稼げるはずだ。


そんな事を考えていると頭の中に


ー------------

レベルが上がりました。

スキル合成を取得しました。

ー------------


という声が聞こえて来た。


なんだこれ…

レベル?スキル?

レベルって何だろうか?

スキルは確かダンジョンで魔物を倒しているとたまに手に入る

不思議な力の事だった気がする。


(ん~~~今考えてもわかんないな。

今はダンジョンで稼ぐことだけ考えてスキルとか

レベルについては後で親方に聞いてみようかな。)


俺はとりあえず目標を小さな魔石5個に決めて

ダンジョン探索を再開した。


スライムは何とか倒せたけどまだギリギリだし

倒すまでに時間がかかるから

一匹でいるスライムを狙って倒していくことにした


2匹以上の時は隠れて逃げる。

そんな事を何時間してたかわからないけど

小さな魔石を6個手に入れたところで今日はやめることにした。


外に出るとかなり時間が経っていたようで

もう日が沈み始めていた。


さあ魔石を売って親方の所に行こう

魔石は6個で銅貨12枚になった

薬草採取より少ないけど、まあ大丈夫か。

そのまま晩御飯のパンをかって親方の所に

行くことにした。

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