ネオンの光さえも追いつかない疾走感

サイバーパンクが広がるをこれでもかと詰め込みつつも、速度を下げるどころか、どんどん加速していくまさに疾走感溢れる作品です。
出てくる四人組もキャラがとてもわかり易い&面白い子達です。私はレイドくんが好きです。
ただ、その分世界観は短編と思えないほどしっかり構築されており、出てくる単語であったり言葉であったりがとてもかっこいいです。そして、元々ディストピアだったというのも話の節々に感じまして、そこも結構ぐさりときました。

また、この話の骨幹である事件についても色々なギミックが練られており、そこもまた面白いです。

そして、ラストシーンは、なんというか現代にも通ずる「隠れていたもの」を見つけさせてくれる感じですごく美しかったです!

疾走感あるサイバーパンク、最高です!

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