ネオン煌めく未来にて

ネオンの街、特殊部隊、謎めく蝶の群れ。
煌めくネオンの街はさながら不夜城なのだろう、その中を特殊部隊が駆け回る。
丁寧な描写で描かれる世界と、これでもかというほどに魅力の詰まったキャラクター、この世界観がたまらない。
ネオンに群がり人にも群がる蝶は一体何なのか?
しかしながら地上が煌めくということは、空の光を陰らせるということでもある。不夜城の前に星の光は儚いものだ。
最後のシーンが何より好きです。この世界において人はきっと空を見上げることも少なくなってしまったのかもしれない、それでも美しいと思う心は変わらない。そんな風に思いました。
きっと推しメンが見付かります。ぜひご一読ください。

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