No.30 町と王国2
カイの家に泊まることになった
その夜、ルーはなかなか眠れなかった。
ルー「俺にもっと力があればッ!!あくみは、あんな風にはならなかった…」
そこにミーとフィーがやってきた。
ミー「ルー…眠れないの?」
そうミーが言うと続けてフィーが
フィー「あくみのことを考えていたの?」
そう言葉にした。
ルー「…あぁ…そうだよ…いつだって考えなかったことはない」
悔しそうな表情で2人に話す
ルーの頭の中に声が響いてきた。
謎の声「もっとお前に力があれば…お前のせいだ、しかし私の力を分ければお前は強くなれる」
ルーは胸を抑えた。
動悸と息苦しさがルーを襲う
たおが異変を感じて飛び起きてきた。
たお「ルー!!お前のせいじゃない!俺も力不足だった!あくみの魔法がなければ俺は闇に飲み込まれていたんだ!」
ルーの胸の苦しさがひいていく。
ルー「たお…俺は傍に居たんだ…守れなかったんだ」
ルーの涙が頬をつたい流れてゆく
そうして眠りについた。
あくみとたおの物語 マシュマロ @mikua
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