第7話 宇田川久美子薬剤師
「それでもあなたは薬を飲み続けますか」と、宇田川久美子薬剤師は著書『薬が病気を作る』で問う。
「実はこの病気、存在自体が疑わしいと私は考えています。というのも、かつて骨粗鬆症という病名は『なかった』からです。骨粗鬆症は、2年ほど前に、突如として生まれた新しい病気です」――。
「大事なのは、骨密度を上げることではなく、骨折を防ぐこと。/転ばないような身体をつくることなのです」――。
「それにもかかわらず、病気にして薬を与え続ける。骨粗鬆症を治すためのものではないので、飲み続けなければなりません。怖いことだと思いませんか」――。
「さらに、骨粗鬆症で処方される薬がまた問題なのです。(中略)どの新薬もお手軽に処方されていいものとは言えないのです」――。
「患者さんのほうから「副作用はあるのですか?」と尋ねることで、お医者さんも説明をしてくれるでしょうし、ネットでも薬の情報(とくに副作用)については紹介しています」――。
そして最後に釘を刺す。
「お医者さんの診断をうのみにし、薬漬けになる人生をただ受け入れていては、健康的な生活は遅れません。自分の身は自分で守りましょう」――。
🦴
極端な御意見かもしれないが、世のなかに「誰にとっても正解」という解はない。
たった一つの自分の命を守るためには、他人まかせにしたことを後悔せぬよう、自分でよく考えて決心することが大切だろう。
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