第32話:スプレーと水

チャプタ―1

ここは、消防署である。

「乾の奴、何処に行った?」

「放水でもしてるんじゃない?」

チャプタ―2

ここは、海浜幕張である。

俺は、放水して、火を消していた。

「一人でも十分な件だったな。」

俺は、自動販売機でコーヒーを購入してから飲んだ。

「もうそろそろ帰るとするか。」

チャプタ―3

そこへ、フォーアがやって来た。

「乾。また会ったな。」

「お前は、フォーア。」

「知っていたか。出でよ、フォイアー獣。「フォイアースプレー」。」

フォーアは、フォイアー獣フォイアースプレーを召喚した。

チャプタ―4

「相手をしてやれ。」

フォーアは、消えるように去って行った。

「窒息させてやる。」

「させるか。ヴェーアチェンジ。」

俺は、浄化消防士 乾に変身した。

「ヴェーアブラスター。」

俺は、フォイアースプレーを狙撃した。

 「バカめ。爆幻衝。」

フォイアースプレーは、俺を吹き飛ばした。

「ウワーッ。」

俺は、気絶して倒れた。

チャプタ―5

ここは、火口である。

「アシッグ様だってさ。」

「どのくらいでかいの?」

「さあ? 詳しくは、知らないな。」

「ふーん。まっ、良いや。」

そこへ、オプファーがやって来た。

「クククッ。遂に来たぞ。アシッグ様が。」

オプファー達は、外へ向かった。

チャプタ―6

俺は、気が付くと、何故か江戸川区に居た。

「どうやら、流れ着いたみたいだな。」

俺は、カレーを食べに行った。

チャプタ―7

一時間後、そこへ、十体ものフォイアー兵とフォイアースプレーがやって来た。

「キエーッ。」

「クククッ。吹き飛ばしてくれる。」

俺は、そこへ辿り着いた。

「そこまでだ。フォイアー獣。ヴェーアチェンジ。」

俺は、浄化消防士 乾に変身した。

「な、何者だ?」

「破壊を消火する消防士 浄化消防士 乾。消し去るぜ。」

チャプタ―8

「野郎ども、やっちまえ。」

「キエーッ。」

「おりゃーっ。でやーっ。はーっ。」

俺は、拳や蹴りで、フォイアー兵達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―9

「吹き飛ばしてくれる。クククッ。爆幻衝。」

フォイアースプレーは、吹き飛ぶのを想像して術を放った。

「二度も通用するかってーの。水幻衝。」

俺は、水を想像して術を放った。

「ウワーッ。な、中に水ぐぁっ。」

「止めだ。斬幻衝。ヴェーアレシェンブレイク。」

俺は、フォイアースプレーを一刀両断した。

「完全消火。」

「み、水を抜いてくれーーーっ。」

フォイアースプレーは、爆発して消え去った。

チャプタ―10

そこへ、フォーアがやって来た。

「こいつもか。着火。」

フォーアは、フォイアースプレーを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。ヴェーアクロコディリア。」

俺は、召喚したヴェーアクロコディリアに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、ヴェーアクロコディリアを人型に変形させた。

「ヴェーアフリート。」

チャプタ―11

「喰らえ。噴幻衝。フォイアースプレー。」

フォイアースプレーは、毒霧を想像して、術を放った。

「ウワーッ。くっ。毒か。」

「乾。大丈夫か? 顔色が悪いぞ。」

「勢いで倒す。」

「バカめ。そんな事、出来る訳が無い。」

「だったら、するまでだ。ヴェーアファング。」

ヴェーアフリートは、ヴェーアファングを右手に装着した。

「拳幻衝。ヴェーアオーツェアーンドライブ。おりゃーっ。」

ヴェーアフリートは、フォイアースプレーに拳を決めた。

「ヌオワーッ。な、何故だ?」

「水に弱かったよな。投幻衝。」

ヴェーアフリートは、フォイアースプレーを東京湾に投げ込んだ。

「ま、また、水が。ぎょあああーっ。」

フォイアースプレーは、爆発して消え去った。

チャプタ―12

ここは、消防署である。

「乾。何処に行ってたの?」

「放水しに、幕張へ。」

「もしかして、一人で行ったのか?」

「ああ。大した事は、無かった。」

「それなら良い。じゃなくて。」

「悪い。悪い。済まん。」

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