第31話:ヴェーアフリート

チャプタ―1

俺達は、消防車に乗って、火の用心をしていた。

「これって、意味あるのか?」

「昔ながらってやつさ。」

「文句言わないで、実行ーーーっ。」

チャプタ―2

ここは、火口である。

「フォーアとアヴルフ。何だ、あのざまは?」

「申し訳ございません。」

「変な消防士が現れまして。」

「次は、うまくやれ。」

「仰せのままに。」

フォーアは、地上へ向かった。

チャプタ―3

ここは、鶴見区である。

俺は、カレーを食べていた。

ちなみに、俺は、毎食カレーしか食べない。

カレーしか、うまく感じないのだ。

「ここの海鮮カレーもなかなかだな。」

そこへ、剤がやって来た。

「もしかして、毎食カレー?」

「気にするな。俺のプライベートだ。」

「乾。よく平気だな。」

「ああ。カレーパンは、苦手だけどな。」

チャプタ―4

ここは、川崎区である。

そこには、野間が居た。

「石油コンビナートだらけね。」

そこへ、フォーアがやって来た。

「そこを退け。停幻衝。」

フォーアは、野間を動けなくした。

「動けない。何で?」

フォーアは、石油コンビナートへ向かった。

すると、野間は、動けるようになった。

チャプタ―5

野間は、スマホで、俺に電話を掛けた。

「乾。急いで、川崎区の石油コンビナートへ向かって。」

「理解った。今から行く。」

俺は、獣型のスクーター「ヴェーアゴー」に乗って、そこへ向かって、走って行った。

チャプタ―6

ここは、石油コンビナートである。

フォーアは、フォイアー兵達に、石油を回収させていた。

「どんどん、持って行け。」

「キエーッ。」

俺は、そこへ辿り着いた。

「何をしているんだ? 危なそうだな。」

チャプタ―7

「そこまでだ。ヴェーアチェンジ。」

俺は、浄化消防士 乾に変身した。

「な、何者だ?」

「破壊を消化する消防士。浄化消防士 乾。消し去るぜ。」

「フォイアー兵。」

フォーアは、十体ものフォイアー兵を召喚した。

「キエーッ。」

「ヴェーアブラスター。シュート。」

俺は、フォイアー兵達を一掃した。

「キエーッ。」

「お、おのれ。出でよ、フォイアー獣。「フォイアータンク」。」

フォーアは、フォイアー獣フォイアータンクを召喚した。

チャプタ―8

「爆発しまくってやるぜ。ヒャッホウ。」

フォイアータンクは、爆発するボールを投げまくった。

「ウワーッ。危ねえな。」

「へへへーん。もっとだ。」

「そうは、いくか。ヴェーアブラスター。」

俺は、フォイアータンクが投げまくって来るボールを狙撃しながら、

フォイアータンクの元へ向かった。

「な、何で、目の前に?」

「狙幻衝。ヴェーアブラスターフルパワー。」

俺は、幻衝力をフルにして、ヴェーアブラスターに伝えて、フォイアータンクを狙撃した。

「ヌオワーッ。」

「止めだ。拳幻衝。」

俺は、フォイアータンクに、フルパワーの拳を決めた。

「ギャーッ。」

フォイアータンクは、爆発して消え去った。

チャプター9

そこへ、アヴルフがやって来た。

「やるじゃない。着火。」

アヴルフは、フォイアータンクを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

チャプタ―10

「召幻衝。ヴェーアクロコディリア。」

俺は、召喚したヴェーアクロコディリアに飛び乗った。

「クククッ。これでも、喰らえ。」

フォイアータンクは、爆発するボールを投げまくった。

「ウワーッ。何か・・・。」

「乾。カイザーモードだ。」

「理解った。カイザーモード。」

俺は、ヴェーアクロコディリアを人型に変形させた。

「ヴェーアフリート。」

チャプタ―11

「んな奴、知るか。球幻衝。」

フォイアータンクは、丸まって、ボールみたいに突進した。

「ウワーッ。何だ、あのボールは?」

「乾。ヴェーアファングだ。」

「ヴェーアファング。」

ヴェーアフリートは、ヴェーアファングを右手に装着した。

「技名は、任せる。」

「拳幻衝。ヴェーアオーツェアーンドライブ。」

ヴェーアフリートは、フォイアータンクに拳を決めた。

「ギャーッ。」

フォイアータンクは、爆発して消え去った。

チャプタ―12

ここは、火口の中である。

「また、失敗か。あのざまとはな。」

「も、申し訳ございません。」

「あの消防士さえ、何とかすれば。」

「ほう。あの御方が君臨するまでに、何とかしろ。」

「仰せのままに。」

フォーアとアヴルフは、消えるように去って行った。

「クククッ。もうすぐだ。惑星型巨大獣帝「アシッグ」様が君臨する。フハハハーッ。あ゛-っ。」

オプファーは、笑い過ぎて、顎が外れた。

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