第17話:烈風医師 空 誕生

烈風医師 空 プロローグ

私の名前は、空。

何故か変身して戦う事になってしまうのだが・・・。

まっ、それは、聞いてくれれば、理解る事だけどな。

それじゃ、オペ開始。

チャプタ―1

ここは、病院である。

「また、患者か。って、30人も見る気ですか?」

「気にするな。幻衝力で治す。」

「空。その力は、何処で覚えたの?」

「偶という人物から教わった。」

私には、斬照 気と地動 鈴という二人の友が居る。

チャプタ―2

ここは、病院の地下室である。

そこへ、院長が駆け込んだ。

「そこで、何をしている?」

「クククッ。来たか。双。」

笑ったのは、フェレスドルイドであった。

「もうすぐ、病壊獣の皇帝「バイブレイク」大首領が、御目覚めになる。フハハハーッ。」

「ば、バイブレイクだと?」

「そうだ。あのバイブレイク様だ。

 クククッ。」

「させるか。おりゃーっ。」

院長は、フェレスに飛び掛かった。

「馬鹿め。もう、止められんぞ。」

フェレスは、院長を槍で突き刺した。

「くっ。人間じゃないのか?」

「今頃、気付くとは。まあ、良い。長くは、持たん。」

私は、そこへ、辿り着いた。

チャプタ―3

「院長。何が起きたんですか?」

「私には、遅過ぎたようだ。もう少し早く、察知していれば。空。君にこれを託す。」

院長は、アタッシュケースを俺に手渡した。

「今日から、君は、烈風医師 空だ。」

院長は、倒れた。気が付く事は、無かった。

「院長---っ。」

「フハハハーッ。あいつが? まあ、どうでも良い。」

フェレスは、笑いながら、消えるように去って行った。

チャプタ―4

三日後。私達は、休憩をしていた。

そこへ、コールが入った。

それは、人が街を破壊しているという内容だった。

「気と鈴は、待機していてくれ。」

「理解ったわ。それで、空は?」

「行って来る。」

「ああ。お前らしいな、空。」

「どうって事ねえよ。それじゃ、また。」

私は、上野恩賜公園へ向かった。

チャプタ―5

「ウワーッ。キャーッ。」

「フハハハーッ。みんな、病壊獣の力を思い知るが良い。」

私は、そこへ辿り着くと、その人物に麻酔をかけて、眠らせた。

「この人物の中に何か居る?」

私は、手術をして、病原体を摘出した。

「これで、縫合してと・・・。」

しばらくすると、病原体は、怪人に変化した。

「狂犬アウトファングだワン。」

チャプタ―6

「お前の仕業か。」

私は、アタッシュケースを開いた。

すると、不思議な力に包まれた。

「戦えっていうのか?」

私は、右腕に、返信用アイテムの「クリニックブレス」を装着した。

「メディカルチェンジ。」

私は、烈風医師 空に変身した。

チャプタ―7

「病壊獣。そこまでだ。」

「何者だ、貴様は?」

「破壊を治療する神秘の医師。烈風医師 空。オペ開始。」

「病原菌戦闘員。ウィルサー。」

「キエーッ。」

アウトファングは、十体ものウィルサーを召喚した。

「クリニックソード。」

私は、ウィルサーを次々と斬り裂いていった。

「キエーッ。」

チャプタ―8

「さすがだな。だが、クククッ。」

アウトファングは、私を引っ掻きまくってから、かみついた。

「ウワーッ。何とかしないと。」

私は、ワクチンを取り出して、アウトファングに注射した。

「病原体不明?」

すると、アウトファングは、麻痺した。

「てめえ、何をしやがった?」

「注射しただけさ。へっ。」

「クリニックソード。斬幻衝。メディカルブレイク。」

私は、アウトファングを一刀両断した。私は、院内を歩いていた。

「夜もかつ丼だな。ふーっ。」

そこへ、気がやって来た。

「毎日、毎食かつ丼なのか?」

「ああ。いつも、そうしている。悪いか?」

「いつの日か、腹を壊すぞ。」

「異常は、二十年近く無い。」

「どういう体をしているんだ?」

「オペ終了。」

「ワクチンは、やっぱり、嫌いだワウーッ。」

アウトファングは、爆発して消え去った。

チャプタ―9

そこへ、フェレスの部下の一人「バクテリオン」がやって来た。

「アウトファングを倒すとは。病壊獣培養。」

バクテリオンは、液体をばら撒いて、アウトファングを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「使ってみるか。」

私は、クリニックソードとクリニックボマ―とクリニックブラスターを合体させて、一つにした。

名前をクリニックバズーカという。

「これで、裂いてくれるワン。おりゃーっ。」

アウトファングは、私を投げ飛ばした。

「ウワーッ。完治させてやるぜ。メディカルクエーサー。」

私は、アウトファングを狙撃した。

「ギャーッ。キャンキャウーン。」

アウトファングは、爆発して消え去った。

チャプタ―10

「どうにか終わったな。さてと。」

そこへ、気と鈴がやって来た。

「空。お前って凄い奴だな。」

「格好良かったよ。」

「あのな。それより、早く戻ろうぜ。」

私達は、走りながら去って行った。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る