第56話 君は


この世で最も醜悪である


人の心を顧みない迷子の君は


時の奥で眠っていた


宇宙の闇は何を考え


この世を創造し夜空の


星々に「いのち」の源である


光を与えて行ったということ 


光でさえ闇に戻り闇でさえ


光に戻っていくという冥途にあり続ける


「真実」が永遠に分からないままなのだ

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少年哀歌 10代作品集 希死念慮にオマージュして。 詩歩子 @hotarubukuro

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