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　世界を否定するも肯定するも

　自分自身

　自分が生まれていなければ世界も生まれない

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　ふと、立ち返ってみる。

　自分の世界は、自分のもの。

　自分が生まれたから、世界も生まれた。

　自分が見るから、世界も見る。

　世界を否定しようとしても、その否定しようとしている自分自身が世界に存在していることは否定しようがない。

　あなたはわたし。

　わたしはあなた。

　世界の中心に自分がいなくても。

　自分の世界の中心には、自分を置く。

「われ思う、ゆえにわれ在り」

　禅にしても哲学にしても。

　それをどう捉えて、どう心を動かすかは自分次第。

　■初出「アメブロ」様：2022年8月19日

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