マルクス主義の考察

前書きにかえて

 この本は、プログに書き溜めた記事の加筆修正と編集をした内容となっています。そのため、この本を読まれる方の多くは、ブログの読者ではないかと思いますが、ブログの読者以外の方に向けてご挨拶を兼ねて内容を紹介させていただきます。

 「マルクス主義の考察」との題名ではありますが、経済学者でもなければ、政治評論家でもなく、特に政治と深いつながりを持つこともなく生きてきた人間が書いた本ですので、政治学や経済学の観点からの分析としては、素人の限界があることは承知しています。

 しかし、どうして政治学や経済学の素人がマルクス主義について記事を書こうかと思い立ったのは、仕事上の理由からです。私の仕事は、占い師であり、占い師の立場から霊障の解消のお手伝いを仕事にしています。そのため、マルクス主義に関しても霊障との関わりが始まりでした。

 霊障とマルクス主義と何の関係があるのかと疑問を抱かれる方も多いのではないかと思いますが、心霊世界の観点から見ますと、信仰は何も宗教に限られた話ではなく、マルクス主義に共感され、マルクス主義を生活信条とするならば、マルクス主義も一つの信仰となります。

 これは何もマルクス主義に限られた話ではありませんが、極右思想や民族主義などの極端な政治思想も宗教カルトと同じように霊障の原因となります。過去に様々な政治カルトの障りを解消していますので、心霊世界の観点から見ますとマルクス主義も政治カルトの中の一つでしかありませんでした。

 マルクス主義を信仰として考えるならば、何を信仰するかは自由であり、他人の信仰を批判する気持ちはありません。そのため、マルクス主義に関しては特に関心もなく、批判する気もありませんでしたが、暫く前にマルクス主義が労働価値説を根底の理論として採用していることを知り、マルクス主義を少し調べていました。

 その際にマルクス主義を解説している文章は何も感じないのですが、マルクス主義を擁護する文章を読む場合に強烈な悪想念を感じることがありました。酷い場合には、文章を読むこと自体が苦痛となり、内容が頭に入りません。

 これは体質的な問題であり、人よりも悪想念を感じやすい体質なのかと思いますが、マルクス主義を擁護する文章に限られた話であり、同じ体験をした記憶はほとんどありません。また、仕事柄悪想念や怨霊、悪霊と言った負想念の塊の類の扱いには慣れているはずななのですが、マルクス主義を擁護する文章を読んだ場合には、悪想念には耐えがたい負の想念を感じました。これは一体何なのだろうかと考え、マルクス主義と負の想念の関係を考察することにしました。

 そのため、この本は心霊世界の観点から見たマルクス主義の考察であり、一般的な政治学や経済学の観点から見たマルクス主義の考察ではありませんが、心霊世界の観点から見たマルクス主義の考察として考えるならば、この考察にも僅かながらも価値はあるのではないかと思います。






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