第29話 <性描写あり>夏休みの冬服

 今日朝起きると、茜先輩からラインが来ていた。

僕は、それを確認してみた。

「今日、私の家に来ない?」

「うん」

僕はそう返信した。

 すると「今日なら、いつ来てもいいよ」と帰ってきたので、僕は、朝食を食べると、茜先輩の家に向かった。

 茜先輩の家に着くと、僕は汗をかいていたので、着替えようとした。

「着替えてもいい?」

「うん」

茜先輩がそう言ったので、僕は、着替えようとした。

しかし、肝心な服を持ってくるのを忘れてしまった。

「あれ、着替えてないの?」

「服持ってくるの忘れちゃって、」

「それなら、私の服貸そうか?」

「どんな感じの服貸してくれるの?」

「千尋君がこの前着た制服でもいいし、私のストックの服でもいいよ」

「この部屋にある服好きなの着て」

茜先輩は、僕に服を貸してくれた。

 そして、僕が選んだ服は、もちろんこの前も着た茜先輩の制服を着た。

そして、僕は、茜先輩のもとに行った。

「千尋君、めっちゃ似合ってるじゃん」

「ありがとう」

「私も着替えてくるからちょっと待っててね」

茜先輩はそう言って、僕が着替えていた部屋で着替え始めた。

 そして、茜先輩は、なぜか、僕が来ていものと同じものを着ていた。

「千尋君が制服着てるから、私も着てみた」

「茜先輩もにあってるよ」

「でも、夏場だと暑いね」

茜先輩はそう言いながら、エアコンを操作した。

すると、すぐに部屋の温度が下がり、冬服を着ていても全然平気だった。

「千尋君、かわいいよ」

僕はそう言われて嬉しかった。

 そして、僕たちは食卓のところに座った。

「そういえば、千尋君、新しい制服はあまり興味ないの?」

「興味はあるけど、前の制服の方が好きかな~」

「もし千尋君はスカート学校に履いてもいいと言われたら、履いていくの?」

「う~ん、多分履いていくと思うけど」

「それなら、千尋君が学校にいる間にスカート男子もOKになったらいいね」

「うん」

僕は、そう返事をした。

「あと、千尋君はこの制服で出掛けたいと思ったりするの?」

「うん、でもあんまりよくないよな~と思ったりはするよ」

「やっぱりね~でも、着て出掛けちゃダメということはないかな~」

「うん、もしよければの話なんだけど、茜先輩とこの服着て出掛けたいな~ とも思っているんだ」

「そうなんだ~じゃあ冬になったら、一緒に出掛けようね」

茜先輩がそういったので、僕は、心配になった。

「大丈夫かな~」

「大丈夫だよ。ちょっと公園くらいなら大丈夫だと思うよ。だから、また今度いっしょに行こうね」

「うん。ありがとう」

 僕たちはそのあともしばらくの間雑談をした。

そして、僕は茜先輩に着ていた制服を返してから家に帰った。

家に帰ると僕は、茜先輩に「ありがとう」とラインをした。

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