キャンパー

月浦影ノ介

キャンパー




 長年に渡って警察官を勤め、数年前に定年退職した野崎さん(仮名)という方から聞いた話である。

 

 野崎さんが四十代半ばの頃のことだ。当時、野崎さんは関東某県にある小さな田舎町の駐在所に勤務し、そこで妻子と一緒に暮らしていた。

 九月も終わりに近付いたある日、地域の住民からこんな通報があった。

 地元の河川敷でここ一ヶ月ほど、ずっとキャンプ生活をしている者がいる。単なるキャンプにしては長すぎる。どんな人物か分からないので様子を見て来て欲しい、とのことだった。

 この町の南側には川が流れ、週末ともなると大勢の人がキャンプやバーベキューに興じている。特に道の駅に近い河川敷は、遊びに訪れる人々のために整備されており、ちょっとした“キャンプの穴場”として有名であった。

 八月の夏休みシーズンには大勢いたキャンパーも、九月になると週末以外にはほとんど見掛けなくなり、そこで一ヶ月もキャンプ生活をしている者がいれば否が応でも目立つ。

 

 河川敷にポツンと取り残されたような、濃緑色のテントの存在は野崎さんも認識していたが、特に問題視はしていなかった。しかし通報があった以上、どんな人物がそこにいるのか確認しない訳にはいかない。野崎さんはさっそく、現場へ向かうことにした。


 問題のテントは、この町で一番大きな橋の、すぐ真下に設営されていた。昭和三十年代に造られた橋で、鉄筋の赤いアーチが特徴的である。そこから数百メートルほど離れた場所には道の駅があり、平日の昼間でも買い物客が絶えない。

 夏もとうに過ぎ去り、涼しげな風が秋の訪れを感じさせた。前日に降った雨が川を増水させ、轟々と唸りを上げてコンクリート製の橋脚を叩いている。

 濃緑色のテントの側には、薄汚れた白いバンが停車していた。おそらくテントの持ち主の車だろう。

 多少警戒しつつ、野崎さんがテントに近付くと、その向こうからぬっと背の高い人影が現れた。グレーの古ぼけたパーカーにジーンズ姿の、顎や頬に無精髭を蓄えた、三十代前半ぐらいの痩せぎすな男性だった。

 

 いきなり現れた警察官に、男性は目を丸くして驚いているようだった。

 野崎さんは警察手帳を見せながら自分の姓名を名乗り、地域住民からの要請で、この場所で一ヶ月もテントを張っているのはどんな人物なのか、それを確かめるために来たのだと、来訪の目的を告げた。

 「ああ、それは余計な心配をお掛けしてすみません」

 男性は困ったように頭を下げた。その様子を見て野崎さんは、特に悪い人物ではなさそうだという印象を持った。


 男性は運転免許証を見せつつ、自分の姓名を名乗った。ここでは仮に中村さんとしておこう。住所はなんと新潟だという。西日本から遠路はるばる、こんな関東の田舎町までやって来たのだった。

 本人曰わく、昔から一人旅とキャンプが好きで、仕事を辞めたのをキッカケにあちこち旅をしているのだという。

 ここは気候も良く、すぐ近くに道の駅があって食材の調達にも困らない。駐車場の脇には公衆トイレもあり、ここから車で五分ほど走れば温泉もある。金は日雇いの仕事を週に何日かして稼いでいる。

 暮らしやすい場所なので、ついつい一ヶ月も長居してしまったが、決して迷惑は掛けないから、もう少しここに居させて欲しいとのことだった。

 とりあえず怪しいところもないので野崎さんはその日はそれで帰ったが、この中村という男性が何か事情を隠している様子なのは何となく察した。


 それから時々、野崎さんは中村さんの様子を見に行った。中村さんは警察官が来ても嫌がる素振りもなく、入れ立ての珈琲などをご馳走してくれたという。

 何度目かの訪問を重ね世間話をするうちに、だんだんと気心も知れて来たのか、やがて中村さんはポツポツと自身の身の上を話すようになった。

 

 実は中村さんは故郷の新潟で脱サラして飲食店を始めたのだが、素人商売がそう上手く行くはずもなく、たった一年も経たずに店を潰してしまったのだという。

 奥さんと生まれたばかりの赤ん坊を抱え、中村さんは必死で再就職先を探したが、あいにく雇ってくれる所はなかった。その上、借金の取り立ては毎日のように訪れる。とうとう奥さんは体調を崩して入院してしまった。

 その窮地を救ってくれたのは、奥さんの両親だった。奥さんの実家は地元でも有名な資産家で、中村さんの借金を全て肩代わりしてくれたのだ。そして奥さんが退院して、中村さんの再就職が決まるまで、赤ん坊は奥さんの実家で面倒を見てくれるという。

 まさに地獄に仏だが、中村さんにとっては有り難い反面、面目は丸潰れだった。

 実は中村さんは、奥さんとの結婚を義両親からずっと反対されていたのだ。それを「必ず幸せにします」と何とか拝み倒して結婚したのだが、奥さんを幸せにするどころかいらぬ苦労を掛けてしまった。いまとなっては義両親の人を見る目は正しかったと認めるしかない。

 恥ずかしさと申し訳なさで居たたまれなくなった中村さんは、ある日、衝動的にキャンプ道具一式を車に積み込み、行く当ても考えずに家出してしまったのだった。

 それから約三ヶ月間、あちこちを転々として、この田舎町の河川敷に流れ付いたのだという。


 事情を聞いた野崎さんは、その無責任を叱責することも、帰れと説得することもなく、しばらくはそのまま見守ることにした。

 家出人の照会をすれば捜索願いが出されているかも知れなかったが、無理に家に帰そうとすれば、またどこかへ行ってしまう可能性がある。出来れば自主的に家に帰る気持ちになれるまで、それとなく見守った方が良いだろうという判断だった。



 それから十月が過ぎ、十一月に入って間もないある朝、野崎さんは見回りのついでに中村さんのテントに立ち寄った。そろそろ朝晩も冷えるようになって来たので、風邪でも引いてないかと心配したのだ。

 テントの脇には焚き火をした痕があり、火はすっかり消えていた。その横には折り畳み式の椅子とサイドテーブルが倒れ、ランタンや珈琲メーカー、マグカップが散乱している。中村さんの姿はない。

 これは異常事態だと、野崎さんは察した。

 「中村さん、いますか?」と声を掛けつつテントの入り口を捲って中を覗くと、隅っこの方で中村さんが頭から毛布を被ってガタガタと震えていた。

 ふと、入り口の内側の端に、三角錐の形に塩を盛った皿が置かれているのに気付いた。

 「中村さん、大丈夫ですか!?」

 野崎さんはテントの中に入って尋ねたが、中村さんは震えるばかりで何も答えない。目は虚ろなうえに顔面蒼白で、何か尋常ではない出来事があったに違いなかった。

 「中村さん、しっかりしなさい。いったい何があったんですか?」

 肩を強く揺すって大声で尋ねると、中村さんはようやく野崎さんに目を向けた。しかしまだ、まともに口が利ける状態ではないようだった。

 野崎さんはとりあえず、道の駅にある自販機で温かい飲み物を買って来て、中村さんに飲ませた。

 それでようやく落ち着いたのか、中村さんは深い溜め息を付くと、まだ微かに震える声で昨夜の出来事を語り始めた。


 

 昨日は日雇いの仕事があって、疲れもあり早めに寝たのだが、夜中にふと目が覚めてしまった。枕元の時計を見ると、午前二時に近かい。

 再び寝入ろうとしたが、今度は目が冴えて眠れない。仕方なくテントから這い出してみると、外は満点の星空である。

 どうせ眠れないのなら、ここで星を眺めるのも良いだろう。そう思った中村さんは、焚き火をおこし、お湯を沸かせ、珈琲を入れた。

 折り畳み椅子に座って星空を眺めながら、珈琲を啜る。

 夜中の二時過ぎである。辺りは漆黒の闇で、星の降る音すら聞こえそうなほど静かだった。微かな風は冬の冷たさを孕んで肌を刺す。頭上に架かる橋の街灯が、闇の中でぼんやりとオレンジ色に輝いていた。

 目の前を流れる川は穏やかで、絶え間ないせせらぎがさらさらと聞こえる。

 その音に耳を澄ませながら物思いにふけっていると、いきなり川の方からバシャン!という大きな水音がした。

 びっくりした中村さんは思わず振り返った。「なんだ、いまのは?」と辺りを見回すが、暗闇の中を流れる川は穏やかなまま、特に変わった様子もない。

 魚でも跳ねたのだろうか? それにしてはやけに大きな水音だった。まるで一抱え以上ありそうな大きな石を、川の中に投げ入れたような・・・・。

 奇妙に思いながらも、焚き火が弱まって来たのに気付いて枯れ枝を足した。ひょっとして気のせいだったか。そう思ってサイドテーブルに置いたマグカップに再び手を伸ばしたとき、またもやバシャン!という大きな水音が響いた。


 中村さんは思わず立ち上がった。暗闇の中、目を凝らして辺りを窺ったが、川の水面はぼんやりと輝く橋の街灯を反射して、ただ静かに流れるだけである。

 その穏やかな沈黙が、今度はなんだか不気味に思えて来た。ぞわぞわと腕に鳥肌が立つ。中村さんはテントに戻ろうと思った。焚き火を消そうとしたそのとき、ザッ・・・という奇妙な物音が聞こえた。

 

 ザッ、ザッ、ザッ、・・・・。


 跫音あしおと、である。川原の石を踏む跫音が、闇夜の中にはっきりと響いた。


 ザッ、ザッ、ザッ、ザッ、ザッ・・・・。


 跫音はゆっくりと、だが確実にこちらに向かっている。

 中村さんはその場に留まったまま、じっと音のする方向を見つめた。息を凝らして、跫音の主が姿を現すのを待ち受ける。

 やがて暗闇の中から現れたのは、白いシャツを着て、グレーっぽいズボンを履いた男の姿だった。

 男は焚き火の明かりが届くギリギリの所で、ふいに立ち止まった。そのため顔は見えず、年齢もよく分からない。が、なんとなくくたびれた感じの様子から、中年以降の年齢だろうと中村さんは思った。

 よく見ると、男は全身ずぶ濡れである。まるでたったいま、川を泳いで這い上がって来たとでもいうように。水が滴って、足下の地面を濡らしている。


 男は黙っている。中村さんもじっと男を見据えたままだ。互いに無言のまま、暗闇の中で対峙していると、やがてずぶ濡れの男が口を開いた。

 「・・・・ねないんです」

 男の声は掠れてくぐもっていて、よく聞き取れなかった。

 思わず「・・・・え?」と聞き返すと、しばらくして今度ははっきりと明瞭な声で言った。

 「・・・・死ねないんです」

 中村さんは自分の耳を疑った。

 「死ねないって・・・・?」

 「死ねないんですよ。さっきから何度も飛び込んでるのに」

 男が片腕を上げ、背後の橋を指差す。

 「あの橋の上から、何度も何度も飛び込んでるのに、ぜんぜん死ねないんですよ。わたし、死のうと思って飛び込んだのに、どうしたら良いんですかね・・・・?」

 男の言動は明らかに異常だった。

 「いや、そう言われても・・・・」

 中村さんが戸惑っていると、男の声はさっきより大きく、差し迫った様子を帯び始めた。

 「死ねないんですよ。ぜんぜん死ねない。何度も何度も飛び込んでるのに。どうしてなんですかね。どうして死ねないんでしょう? 死にたくてここへ来たのに、どうしてわたしは何もかも上手く行かないんだ!」

 僅かに激高したあと、男は静かになった。そしてしばらく間があり、やがてぽつりと呟いた。

 「・・・・手伝ってもらえませんか?」

 「え?」

 「手伝ってください。わたしが死ぬのを」

 「いや、無理ですよ。そんなの出来る訳がない」

 「いいえ、出来ますよ」

 「どうして?」

 「だって、あなた───」

 男が暗闇の中から一歩踏み出す。焚き火の明かりに照らされて、その顔がようやく明らかになった。

 「だって、あなた、死にたくてここへ来たんでしょう・・・・?」

 男の顔は血の気を失って紙のように白く、風船のようにパンパンに膨れ上がっていた。ところどころ紫の血管が浮き上がって、今にも破裂しそうだ。髪の毛は海藻のように額に貼り付き、その下から濁って光を失った左目がどろりと垂れ下がっている。右目は真っ暗な眼窩が口を開け、その中で小さな魚がピシャリと跳ねた。


 「うわあああああっ!」


 中村さんは思わず悲鳴を上げると、足元の椅子に蹴躓けつまずき、サイドテーブルを押し倒しながら、慌ててテントの中に飛び込んだ。

 あの顔は明らかに水死体のそれだった。つまりあの男は生きている人間ではないのだ。

 頭から毛布を被る。身体の震えが止まらず、歯の根が合わない。下手をすれば自分は、あの男に川に引きずり込まれるのではないか。そう思うと生きた心地がしなかった。

 

 やがて、ザッ、ザッ、ザッ・・・・という跫音が聞こえた。男がテントの周囲を歩き回っているのだ。

 縁起を担いでテントの入り口に盛り塩を置いているのが幸いしたのか、男が中に入って来ることはなかった。盛り塩は昔、キャンプ仲間の先輩に教えて貰った。こうすれば悪いモノが入って来ないのだと。それ以来、一人でキャンプをするときは何気なく習慣にして来たが、まさかこんな形で役に立つとは思わなかった。


 男は諦める気配もなく、執拗にテントの周りを歩き続けている。


 ザッ、ザッ、ザッ、ザッ、ザッ・・・・。


 真夜中の静けさに跫音がこだまする。助けてくれ、早く消えてくれ。そう願ながら、中村さんはひたすら夜が明けるのを待ち続けたのだった。


 


 野崎さんは中村さんの話を聞き終えると、彼はいったい何を見たのだろうと訝しんだ。

 野崎さんは警察官という職業柄、極めて現実的な考え方をする。幽霊の存在など信じてはいない。

 しかし中村さんの話し方や怯えようを見る限り、とても嘘を付いているとは思えない。何らかの幻覚の可能性もあるが、しかし野崎さんにはふと思い当たることがあった。

 実はこの橋は自殺の名所という訳ではないのだが、何故かときどき人が飛び降りることがあるのだ。中村さんがここでキャンプ生活を始める数ヶ月前にも、中年男性の飛び降り自殺があったばかりだった。

 中村さんの話に出て来た幽霊の服装は、その中年男性の特徴によく似ている気がした。

 「ここでのキャンプ生活も、そろそろ潮時じゃありませんか?」

 野崎さんがそう言うと、中村さんはただ黙って俯いていた。



 その翌日の午前中のことだ。野崎さんが駐在所で書類整理をしていると、前の駐車スペースに薄汚れた白いバンが停まった。中村さんの車だった。

 野崎さんが出迎えると、中村さんは昨日の礼を言った。

 「昨夜はさすがに同じ場所で寝る気がしなくて、道の駅の駐車場に車を停めて、その中で寝ました」

 「そうでしたか。ところで今日はどうされましたか?」

 野崎さんの出したお茶を啜りながら、中村さんはしばらく黙っていたが、やがて決心したようにこう切り出した。

 「実はあの夜、自分は死ぬつもりでいたんです」

 夜中にテントの中で目を覚まして、こんな生活をいつまで続けるつもりなのか、ふと不安に襲われたのだという。

 妻子や義両親を始めとして、迷惑を掛けた人たちに対する罪悪感や、自分自身への失望感、将来の見えない絶望感が次々と湧き上がって来て、もういっそこんな自分は死んだ方が良いのではないかと思った。

 すぐ目の前には川がある。飛び込めばきっと簡単に死ねるだろう。今なら綺麗さっぱり死ねる気がする。いますぐ飛び込もうか。それとも夜明けを待とうか。

 滔々と流れる黒い水面を見つめながらそんなことを考えているうちに、中村さんはあの怪異に遭遇したのだった。

 「たぶん、そんなふうに死ぬことばかり思い詰めていたから、あの自殺した霊が仲間だと思って寄って来たんじゃないか。そんな気がするんです」

 あの男の霊は、自分は何度も橋から飛び降りているが、ぜんぜん死ねないのだと言った。おそらく死んだ自覚がないのではないか。だから何度も何度も、橋から飛び降りるのを繰り返す羽目になっているのだ。

 死ねば楽になれると思っていたが、実際にはその真逆でより苦しみが増すのなら、自殺することに何の意味があるだろう。そう考えると、自殺するのが急に怖ろしくなったのだと、中村さんは言った。

 

 「新潟に帰ろうと思います。妻と義両親に謝罪して、もう一度やり直すつもりです。許してくれるかは分かりませんが」

 今までになくサッパリした表情で、中村さんはそう決意を口にした。野崎さんは思わず熱いものが込み上げて来て、中村さんの肩に手を置いて強く頷いた。

 「そうですか。それが良い。例え奥さんやそのご両親が許してくれなくても、あなたの決意は立派だ。ぜひ頑張ってください」

 中村さんはもう一度、野崎さんに礼を述べるとバンに乗り込み、野崎さんに見送られながら新潟へと帰って行った。


 

 それから半年ほど経った頃のことである。

 ある日、野崎さんの元に手紙が届いた。見ると差出人は、あの中村さんである。

 手紙によると、中村さんは奥さんに誠心誠意謝罪し、無事に許して貰ったそうである。

 最初はいくら謝っても許してくれなかったが、見かねた義両親が間に入ってくれて、やはり子供には父親が必要だということになり、奥さんとの仲も徐々に修復出来たのだという。

 仕事はなんとか知り合いの伝手を頼り、今は食品加工会社で働いている。義両親に肩代わりして貰った借金も、少しずつだが返済していると書かれていた。

 そして手紙には真新しい五千円札が一枚、同封されていた。

 

 「今でもときどき、あの川原で出会った幽霊を思い出します。彼がどうして自殺したのか分かりませんが、きっとやむにやまれぬ事情を抱えていたのでしょう。思えばあのとき彼に出会わなかったら、私も川に身を投げて死んでいたかも知れません。そういう意味では、彼は私の命の恩人だと言えます。そこでお手数を掛けて申し訳ありませんが、この手紙に同封したお金で花束と線香を買って、あの橋の袂で私の代わりに彼に手向けて頂けませんか」


 野崎さんはその頼みを快く引き受け、花束と線香を買って、橋の袂で心を込めて手を合わせ、自殺した霊の成仏を祈ったという。


 「長年、警察官を勤めていると色々な出来事に遭遇します。なかにはとても理不尽だったり、悲しかったり、やるせない事件や事故も多い。でもこの話は少し怖いけれど、今でも思い出すと胸が温かくなるような、不思議な出来事でした」


 野崎さんは最後にそう言って、この話を締めくくったのだった。



                (了)




 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

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