事件5:コンティニュード

チャプタ―1

ここは、署である。

俺は、景色を眺めながら、朝食を食べていた。

「そろそろ、巡回でもしてくるか。」

俺は、パトガーに乗って、空中から、巡回を始めた。

チャプタ―2

俺は、多摩川へ辿り着いた。

そこには、テンの大群が居た。

「キエーッ。」

「どうして、こんな場所に、テンが?」

俺は、拳や蹴りで、次々とテン達を倒していった。

「キエーッ。」

「やっと終わったぜ。ふーっ。」

俺は、パトガーに乗って、署へ戻った。

チャプタ―3

明一と美佐は、首領の出現場所を探していた。

「こことここが、一本の線で。」

「こことここもやな。」

「これで、十件目よ。」

「だとすんなら、この中心点の近くに基地があるはずや。」

「東京湾の中?」

「それは、あり得へんな。」

「じゃあ、何処に在るって言うの?」

「実際に行ってみよか?」

明一と美佐は、東京湾へ向かった。

チャプタ―4

俺は、署へ辿り着いた。

「明一と美佐も来ていたのか。掃除でもするか。」

そこへ、天衣と烈香がやって来た。

「どうした?」

「明一さんと美佐さんが。」

「敵に捕まっちゃった。」

「何だって? 二人とも、ここに居ろ。行って来る。」

俺は、アークトマホークに乗って、京浜島へ向かった。

チャプタ―5

京浜島には、マンドレイカーの大群が居た。

「キエーッ。」

そこへ、幻衝怪仮面がやって来た。

「この二人を捕まえるとはな。」

「キエーッ。」

美佐と明一は、縛り付けられていた。

「何を企んでいるの?」

「悪しき事なら、承知せえへん。」

「ほざけ。私は、正義の味方どもに倒された奴らの怒りや憎しみで出来ている。」

「どうやって、そんな事を?」

「ゲマトリックオーブでなら、可能さ。どんな怪人や怪獣でもな。」

「それなら、激が破壊しおったで。」

「ならば、仕方ない。ここで、貴様達を処刑するまでだ。じっくりとな。」

幻衝怪仮面は、半魚人の大群を召喚した。

「キエーッ。」

「思う存分、痛めつけろ。」

チャプタ―6

俺は、そこへ辿り着いた。

「その二人は、返してもらうぜ。アークブラスター。シュート。」

俺は、マンドレイカーの大群と半魚人の大群を一掃した。

「キエーッ。」

俺は、アークソードを使って、縄を切り、美佐と明一を救い出した。

「ちっ。ここまで来い。」

幻衝怪仮面は、走り去って行った。

「激。済んまへんな。」

「気にするな。先に戻っててくれ。」

「激は、どうするの?」

「あいつを倒してくる。」

「お前らしくて、良え。」

俺は、アークトマホークに乗って、幻衝怪仮面の後を追った。

チャプタ―7

「なあ、激。何で、お前は、ピザ臭いんだ?」

「毎食、ピザだからな。」

「あ、あのな。」

「何だ?」

「あ、いや・・・。着いたぞ。」

「ここか。行って来るぜ。」

「気を付けてな

俺は、霞が関へ辿り着いた。

そこには、幻衝怪仮面が居た。

「クククッ。フヒマども。もっと破壊をしろ。」

「キエーッ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

チャプタ―8

「そこまでだ。」

「来たな。バカな奴め。」

「そいつは、どうかな? 創造神覚醒。」

俺は、アーク刑事 激に変身した。

「破壊を斬り裂く創造の剣。幻衝怪退治課 アーク刑事 激。幻衝怪仮面。お前を逮捕する。」

「フヒマども、やってしまえ。」

「キエーッ。」

「フルアークで、いかしてもらうぜ。」

俺は、アーク刑事 激 フルアークモードになった。

「はーっ。」

俺は、ブレードギラーで、フヒマの大群を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―9

「全幻衝。消えてしまえ。」

幻衝怪仮面は、大宇宙を想像して術を放った。

「ウワーッ。でも、これくらいなら、壁幻衝で防げる。壁幻衝。」

俺は、術を防ぎきった。

「どうだ、この幻衝怪仮面様の幻衝力は? な、何ーっ?」

「パターンが、はっきりし過ぎなんだよ。いくぜ。球幻衝。」

俺は、幻衝力の球を出現させてから、俺は、ブレードギラーを想像した。

「激。これでも喰らえ。旋幻衝。」

幻衝怪仮面は、竜巻に姿を変えて、突撃して来た。

「今しかねえな。幻衝球。蹴幻衝。アーククリティカルシュート。」

俺は、幻衝力の球を蹴り飛ばした。

すると、幻衝力の球は、幻衝怪仮面の竜巻を打ち消して、幻衝怪仮面の鳩尾に激突した。

「クククッ。そんな物が効くかよ。けっ。」

俺は、笑いながら発言した。

「よーく、見てみるんだな。任務完了。」

それを見た幻衝怪仮面は、青ざめた。

「な、何で、こんな場所にブレードギラーがーーーっ。」

幻衝怪仮面は、大爆発して消滅した。

「ウワーッ。何て奴だ。ふーっ。」

チャプタ―10

ここは、首領の基地である。

「幻衝怪仮面まで倒すとは。だが、これで、あの作戦の準備は、整った。再生した

 ゲマトリックオーブもあるしな。フハハハーッ。」

そして、遂に、首領による恐怖のシナリオが、始まろうとしていた。

チャプタ―11

「クククッ。自動蘇生。そして、巨大化。」

幻衝怪仮面は、自分を蘇生し、巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。アークテリオン。」

俺は、召喚したアークテリオンに飛び乗った。

「アークモード。」

俺は、召喚したアークテリオンを人型に変形させた。

「アークフリート見参。」

チャプタ―12

「ブレードギラー以外、何でも、効くぜ。おりゃーっ。」

「剣幻衝。アークシミター。」

アークフリートは、出現したアーくシミターを手に取って、構えた。

「斬幻衝。フリートスライザー。」

アークフリートは、突撃して来た幻衝怪仮面を一刀両断した。

「ギャーッ。」

幻衝怪仮面は、爆発して消え去った。

チャプタ―13

一週間後、俺は、横浜の赤レンガ倉庫の近くを散歩していた。

「やっと、休みがとれたぜ。もう一時か。ピザでも食べるとしよう。」

しばらく歩いていると、そこへ、正義の味方の敵の戦闘員達がやって来て、俺を攻撃しまくった。

「おーっ。」

「ウワーッ。何なんだ、こいつらは? 創造神覚醒。」

俺は、アーク刑事 激に変身した。

チャプタ―14

「な、何者だ?」

「破壊を斬り裂く創造の剣。幻衝怪退治課。アーク刑事 激。お前ら全員、逮捕する。」

「倒しちまおうぜ。」

「おーっ。」

「瞬幻衝。」

俺は、測定不能なほど、素早くなって、次々と拳や蹴りやチョップを決めていった。

「これで、どうだ?」

「ギャーッ。」

戦闘員達は、爆発して消え去ったが、合体して癒着ハイパーになった。

チャプタ―15

「何っ?」

「キエーッ。」

癒着ハイパーは、幻衝光線を放った。

「ウワーッ。瞬幻衝。」

俺は、測定不能なほど、素早くなって、次々と拳や蹴りやチョップを決めた。

「キエーッ。や、やるじゃねえか。だが、俺達、悪の組織の戦闘員は、そう簡単には、

 敗れぬ。フハハハーッ。喰らえ、戦闘員ブレス。はーっ。」

癒着ハイパーは、紫色のブレスを吐き出した。

「ウワーッ。それなら、フルアークになるまでだ。」

俺は、アーク刑事 激 フルアークモードになった。

チャプタ―16

「ケケケッ。喰らえ。幻衝力ミサイル。」

癒着ハイパーは、幻衝力のミサイルを放ちまくった。

「ウワーッ。さすが、戦闘員が全員集合しただけの事はあるな。だが、てめえらに

 負けてたまるかよ。」

「何っ? 世迷言を。鋭幻衝。乱幻衝。連幻衝。全戦闘員幻衝力乱舞。おりゃーっ。」

癒着ハイパーは、俺を斬りまくろうとしたが、俺は、アークソードで防ぎきった。

「ば、バカな。何で、効かないんだ?」

「そっちがその気なら、こっちも本気でぶっ潰す。いくぜ。アークオブフレア。」

俺は、癒着ハイパーに、アークソードを突き刺して、気と魔力と幻衝力を同時に放った。

「キエーッ。な、何て奴だ? ヒ、ヒエーッ。」

「止めだ。アークバルカンオメガ。」

俺は、アークバルカンオメガを構えた。

「アークライトオーバー。」

俺は、癒着ハイパーを狙撃した。

「任務完了。」

「キエーッ。全員でなら、勝てると思ったのにーーーっ。」

癒着ハイパーは、大爆発して消滅した。

「やっと終わったぜ。でも、何が起ころうとしているんだ?」

そして、首領によるあのシナリオが始まってしまったのである。

―「アーク刑事 激 絆の虹」へ続く―




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