怪事件1:ジェネラルとの対決

プロローグ

俺の名は、月虹 激。

幻衝怪退治は、あの時以来していない。

というのも、幻衝怪が、出現しなくなったからだ。

でも、何か、引っ掛かるんだよな。

ああ、時間がもう無い。

それじゃ、スタート。

怪事件1:ジェネラルとの対決 チャプター1

俺は、街をアークトマホークに乗って巡回していた。

「なあ、激。何か聞こえてこないか?」

「ああ。この近くだな。大騒ぎか。ん? 何か違うみたいだ。行ってみようぜ。」

「了解。しっかり捕まっていな。行くぜ。」

俺は、猛スピードのアークトマホークでそこへ向かった。

チャプタ―2

ここは、柏市である。

そこには、武装した剣士が居て、テン達に街を破壊させていた。

「キエーッ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

「クククッ。もっと聞かせてくれ。その声が、私の力となる。」

チャプタ―3

俺は、そこへ辿り着いた。

「そこまでだ、幻衝怪。」

「幻衝怪? 違うな。この私を幻衝怪などと一緒にするな。私は、ジェネラル。呪いの剣士。」

「ジェネラル?」

チャプタ―4

その頃、明一と美佐は、鍵のような物を発見して、調べていた。

「それにしても、何の鍵なんやろう?」

「何処かに使える場所があるはずよ。」

その時、明一は、ある事を思い出した。

「聞いた事ある。その鍵は、東京の何処かにある建物を開ける為の鍵。」

「どんな建物? ビル?」

「それが理解らへんのや。」

「もっと覚えてない?」

「そうや。地下にあるらしいで。」

「地下って、言われても。」

明一と美佐は、溜め息を吐いた。

チャプタ―5

ここは、今の話に出てきた建物である。

あえて、謎としておこう。

そこには、フルフェイスのヘルメットのような物をかぶり、マントをしていて、杖を持った

正体不明の謎の人物が居た。

その人物は、「首領」と呼ばれている。

いくつもの悪の組織を作り出したり、誕生させたりした人物だ。

別名は、全ての正義の味方の敵。

「ニュークリアー大首領に却まで倒すとは。」

チャプタ―6

そこへ、レイドがやって来た。

「首領。いよいよ始まるみたいです。」

「そうか。これで、激のデータが揃う。」

首領は、和食を食べながら、俺とジェネラルの対決を録画し始めた。

チャプタ―7

しばらくして、俺とジェネラルとの対決が始まった。

俺は、変身出来なかった。

「あー、もう、こんな時に。仕方ない。このまま戦ってやる。」

「ふっ。テンども、やってしまえ。」

「キエーッ。」

「シュート。」

俺は、アークブラスターで、テン達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―8

「クククッ。ジェネラルアトミックスピン。」

ジェネラルは、俺の体を貫通し、突破した。

「ウワーッ。双幻衝。アークソード。斬幻衝。アークカリバ―。」

俺は、ジェネラルを✖の字に斬り裂いた。

「ヌオワーッ。くっ。喰らえ。」

ジェネラルは、地面から、両手を出現させてから、俺の両足をつかんだ。

「しまった。動けない。」

「ジェネラルフレイム。」

ジェネラルは、その両手から、邪気の炎を放った。

「ウワーッ。聖幻衝。」

俺は、聖なる力を想像して術を放った。

「ウワーッ。クククッ。はーっ。」

ジェネラルは、鏡の中から、暗黒の力を一気に放った。

「ウワーッ。ブレードギラー。」

チャプタ―9

俺は、ブレードギラーを構えた。

「クククッ。そいつを生身で使うとお前も無事では済まないぞ。」

「ああ。そんな事は、百も承知さ。いくぜ。アークプロミネンスクラッシャー。」

俺は、気と魔力と幻衝力を同時に放った。

「ウワーッ。まだだ。クククッ。」

「くっ。一回で決めてやるぜ。」

ジェネラルは、突撃して来た。

「アークバズーカオメガ。」

俺は、アークバズーカオメガを構えた。

「斬幻衝。ジェネラルグラッチブレイク。」

「アーククエースオーバー。」

二つの技は、同時に決まった。

「ウワーッ。駄目なのか?」

「クククッ。何っ? 何で、この私が?」

ジェネラルは、爆発して消え去った。

チャプタ―10

そこへ、レイドがやって来た。

「激。まだ終わっちゃいないぜ。巨幻衝。」

レイドは、ジェネラルを蘇生し巨大化させて、多摩川に出現させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。アークビースト。アークモード。」

俺は、召喚したアークテリオン達を合体させて、ブラフアークにしてから飛び乗った。

「完成。創造剣士ブラフアーク。」

チャプタ―11

「クククッ。ジェネラルソニックキラー。」

ジェネラルは、剣先から三日月形の緑色の特殊な力を放った。

「ウワーッ。巨大化してからも強いな。」

「私達でなら勝てるはずよ。信じて。」

「激。技は、お前が決めろ。」

「どれを選択するんだ?」

「この技に決定。アークライフル。」

アークホークは、アークライフルに変形した。

「激。準備は、良いか?」

「ああ。いつでもな。」

「何をごちゃごちゃと? 止めだ。ジェネラルアトミックスピン。」

「狙幻衝。アークシャドースナイプオーバー。おりゃーっ。」

ブラフアークは、ジェネラルを狙撃した。

「ヌオワーッ。さすが、創造の剣。ぐはっ。」

ジェネラルは、爆発して消え去った。

チャプタ―12

ここは、謎である。

「ジェネラルを倒すとは。しかも、変身もしないでこなすなど。クククッ。」

そこへ、レイドがやって来た。

「首領。明一を連れて参りました。」

「明一。もう、良いだろう。そろそろ、激を倒してはくれまいか?」

「理解っておりますが、もう少し、御時間をくれまへんか?」

「良いだろう。少しだけだぞ。三日で何とかしてくれ。」

「理解りやした。それでは。」

明一は、消えるように去って行った。

「任せたぞ、明一。面白くなってきたぞ。」

チャプタ―13

その頃、俺は、署でピザを食べながら、パソコンのアップロードをしていた。

「美佐。明一は、何処へ行った?」

「鍵を持って行ったまま、戻ってないわ。」

「おかしいな。調べてみるか。」

俺は、署を出て、パトガーに乗って、空中から、明一を捜しに向かった。

チャプタ―14

その頃、鈴は、レイドに遭遇していた。

「レイド。何を企んでいるの?」

「しゅ、首領の頼み事をしているだけだ。」

「その人物は、何処に居るの?」

「異次元の砂漠にある三階建てのビルだ。東京から入れるぞ。またな。」

レイドは、消えるように去って行った。

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