事件簿2:明一との対決

チャプター1

俺は、パトガーに乗って、空中から街を巡回していた。

「レイドが幻衝怪だったとはな。もう、こんな時間か。ピザでも食べに行くとしよう。」

ここは、却のアジトである。

「クククッ。フヒマ隊長がどこまでやるか楽しみだ。」

却は、逆立ちしたまま眠った。

チャプター2

その頃、明一は、守谷市に居た。

「ここが、却の目撃が多い街やな。でも、何で、却が?」

そこへ、フヒマ隊長がやって来た。

「見つけたぞ、真空明一。クククッ。お前を幻衝怪にしてやろう。」

「何や、お前は? そない者になってたまるか。アークランチャー。」

明一は、アークランチャーを構えた。

「ほほう。そう来るとは、意外だな。だが、もう遅い。」

フヒマ隊長は、両手から、幻衝怪化する光線を放った。

「ウワーッ。わいは、幻衝怪には、ならへん。いくで。アークブロウイング。」

明一は、フヒマ隊長を狙撃した。

「ギャーッ。だが、これでうまくいった。もう、手遅れさ。」

フヒマ隊長は、爆発して消え去った。

「何や、この感触と気分は? ウワーッ。」

明一は、幻衝怪と化してしまった。

チャプター3

ここは、署である。

「明一は、何処へ行った?」

「それが、全く理解らないのよ。」

「俺が捜してくる。何かあったら、連絡してくれ。行って来る。」

その時、一報が入った。

「えっ、何? 一人の刑事が、街や森林を破壊? 方言あり。激の友?」

「それって、もしかして、明一か?」

「たぶん、そうだと思うけど?」

「場所は、この辺りだな。行って来る。」

俺は、アークトマホークに乗って、竜ケ崎市へ向かった。

チャプター4

「おい、明一って、お前の親友だろう?」

「ああ。嘘であってほしいけどな。」

俺は、明一を発見した。

「明一。何をしているんだ?」

「クククッ。わいが消したる。終わりやな。」

俺は、アークトマホークを降りて、明一の元へ向かった。

「そこまでだ、明一。」

「おう、激。わいと一緒に壊さへんか?」

「何を言っている? 今すぐ、止めろ。」

「それは、無理な話やな、激。シュート。」

明一は、俺を狙撃した。

「ウワーッ。明一。お前と戦いたくはない。止めてくれ。」

「無理や言うとるやろ。アークパルサー。」

「仕方ない。創造神覚醒。」

俺は、アーク刑事 激に変身した。

チャプター5

明一は、街全体を吹き飛ばした。

「ウワーッ。明一。お前は、こんな奴じゃなかったはず。」

「クククッ。さあな。覚えとらんな。そない、つまらん事は。アークランサー。」

明一は、アークランサーを構えた。

「仕方ない。アークソード。」

俺は、アークソードを構えた。

「斬幻衝。アークリヴァイディング。」

「斬幻衝。アークヒールブレイク。」

俺達は、互いを一刀両断した。

「ウワーッ。だが、これで、止められる。」

「ウワーッ。激? どないしてここに?」

「明一。気が付いたか?」

「ああ。でも、激。一足遅かったで。」

「何を言っている? 気は確かか? ん?」

チャプター6

俺は、明一を見て驚いた。

「そ、その体は?」

「ああ。わいは、戻れへん。」

そこへ、幻衝怪の大群がやって来た。

「キエーッ。」

「また、あいつらか。」

「激。ここは、わいに任せーい。激。後は、任せたで。アークランチャー。」

明一は、アークランチャーを構えた。

「止めろ、明一。何を考えているんだ?」

「早う行け、激。お前は、本当に良え奴や。わいが散ったら、泣いても構へん。」

「明一。よせーっ。」

「輪幻衝。アークブロウオーバー。」

明一は、幻衝怪の大群を一掃した。

「明一ーっ。」

明一は、爆発して消え去った。

「明一。良くやったな。理解った。任せておけ。俺が必ず、救ってみせる。この街を。」

チャプター7

ここは、却のアジトである。

「友を倒すとは。まあ、良い。こんなにも面白いとは。クククッ。出でよ、幻衝怪「巨蝶」。

 街を破壊するのだ。」

チャプター8

すると、宮前区に、巨大な蝶の姿をした幻衝怪「巨蝶」が出現した。

「ピギーッ。」

「次から次へと。召幻衝。アークテリオン。アークホーク。アークモード。」

俺は、召喚したアークテリオンを人型に変形させてから飛び乗った。

アークホークは、アークライフルに変形した。

「アークフリート見参。」

チャプター9

「ピギーッ。」

巨蝶は、幻衝力の鱗粉を散布しまくった。

「ウワーッ。だが、お前の相手をしている暇は、無い。狙幻衝。アークシャドースナイパー。

 喰らえーーーっ。」

アークフリートは、巨蝶を狙撃した。

「ピギギギーッ。」

巨蝶は、爆発して消え去った。

チャプター10

ここは、署である。

「激。明一は?」

「ああ。それがな。」

俺は、美佐に、全てを話した。

「そ、そんな事って。却を倒さないと。」

「明一の敵は、俺が討つ。」

俺は、柱を殴った。

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