ファイル2:痒い幻衝怪

チャプター1

俺は、署でカレーのピザを食べていた。

署は、そのせいで、カレー臭くなっていた。

「激。何で、こんなにカレー臭いんや?」

「気にするな。それ程でもないだろう。」

「激。外まで臭っているわよ。」

「それは、さすがにまずいな。消幻衝。」

俺は、臭いを消し去った。

チャプター2

その頃、レイドは、秋葉原で、ジャンクション品を購入していた。

「これで、揃ったぜ。後はと。ヘヘヘっ。」

レイドは、パーツを買ってから、上野へ向かって走って行った。

だが、途中で止めた。

「地下鉄にでも乗ろう。」

レイドは、上野へ着くと、博物館へ向かって、辿り着くと同時に、素早くチケットを購入して、

入って行った。

チャプター3

「ここに、あの幻衝怪「ムジナ」が居るはずだ。クククッ。と、もう何体かも居るはず。

 さてと。」

そこへ、剣がやって来た。

「レイド。つつが虫を使っても良いか?」

「でも、あいつには。」

「どうかしたのか?」

「いえ、良いのですが。」

レイドは、つつが虫を召喚した。

すると、剣とレイドは、体中が痒くなってきた。

「ヘヘヘっ。何の命令ですか?」

「ああ。痒い。つつが虫。激を痒い倒してきょい。ヌオオーッ。」

「レイド。何とかしろ。」

「それは、無理です。ヌウオワーッ。」

チャプター4

ここは、南千住の近くである。

俺は、そこで、つつが虫と戦っていた。

「クククッ。喰らえ。痒幻衝。」

つつが虫は、痒みを想像して術を放った。

「ウワーッ。痒くて、戦えない。」

「どうだ、激? 痒くてたまらないだろう。ぶり返すが良い。」

つつが虫は、去って行った。

チャプター5

その頃、レイドは、モノレールの鉄橋に座って、缶コーヒーを飲んでいた。

「ふーっ。ここにも居そうだな。」

レイドは、橋に沿って進んだ。

「ここで行き止まりか。」

そこへ、明一と美佐がやって来た。

「レイド。そこまでよ。」

「早う、降りて来んかい。」

「仕方ないな。テンども、やれ。」

レイドは、十体ものテンを召喚した。

「キエーッ。」

チャプター6

俺は、パトガーで、そこへ辿り着いた。

「レイド。幻衝怪捜しは、止めろ。」

「やなこった。つつが虫。来てくれ。」

「私なら、ここに居ます。」

「ウワーッ。変な場所に居るな。」

「済いません。では、行きます。」

「明一。美佐。ここから離れろ。」

明一達は、走りながら去って行った。

チャプター7

「創造神覚醒。」

俺は、アーク刑事 激に変身した。

「き、貴様。何者だ?」

「破壊を斬り裂く創造の剣。幻衝怪退治課 アーク刑事 激。レイド。つつが虫。

 お前達を逮捕する。」

「つつが虫。後は、任せた。」

レイドは、消えるように去って行った。

「テンども、激を消せ。」

「キエーッ。」

「アークブラスター。シュート。」

俺は、テン達を狙撃した。

「キエーッ。」

テン達は、爆発して消え去った。

チャプター8

「喰らえ。痒幻衝。はーっ。」

「反幻衝。アークリフレクト。」

俺は、アークソードで術を跳ね返した。

「痒いーっ。ヌオワーッ。て、てめえ。」

「この幻衝術は、どうやら、お前の弱点らしいな。いくぜ。アークキャノン。」

俺は、アークキャノンを構えた。

「アークバーニング。」

俺は、つつが虫を狙撃した。

「ギャーッ。」

つつが虫は、爆発して消え去った。

チャプター9

そこへ、レイドがやって来た。

「けっ。巨幻衝。」

レイドは、つつが虫を蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。アークテリオン。アークタートル。」

俺は、召喚したアークテリオンに飛び乗った。

「アークモード。」

俺は、アークテリオンを人型に変形させた。

「アークフリート見参。」

チャプター10

「痒くしてやる。痒い繭爆弾。」

つつが虫は、その爆弾を投げ付けた。

「ウワーッ。アークタートル。いくぞ。」

「任せろ。あの技だな。良いぜ。」

「投幻衝。アークタイダルダンク。」

アークフリートは、飛び上がって、空中から、つつが虫めがけて、アークタートルを投げ込んだ。

「ギャーッ。痒いぜーっ。」

つつが虫は、爆発して消え去った。

チャプター11

ここは、却のアジトである。

「つつが虫を倒すとは。まあ、良い。剣。次の作戦は?」

「もう、すでに実行しております。」

「どんな作戦だ? 言ってみろ。」

「激を罠にはめます。その後で。」

「面白い。思う存分やれ。」

「仰せのままに。幻衝怪「山彦」。」

「剣様。了解しました。ケケケッ。」

剣達は、去って行った。

チャプター12

そこへ、壊がやって来た。

「こいつが激か。面白い。俺が倒す。」

「待て。もう少し、様子を見てからにしろ。相当、強いと聞いているからな。」

「理解りました。いつでも、呼んで下さい。激を倒して御覧にいれましょう。」

壊は、不気味に笑った。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る