二日目

 目が覚める。隣に人の気配がある。昨日の女の子が眠っていた。これは一体どういうことだろう? 

 鏡を見ると、見覚えのある少年が映った。

 女の子の目が覚めた。話してみたら、彼女はやっぱり昨日と同じ女の子だった。

 外に出て、見知った顔を見つけては話しかける。皆、昨日出会った人達だった。

 僕はますます困惑した。

 天地がひっくり返ってしまったような気持ちがした。

 明日には戻っているかもしれない。

 僕は昨日と同じように過ごした。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る