第41話両親

最寄り駅までベンツで父と母は迎えに来てくれた。 


「マー君!結婚おめでとう。」


と言われて車に乗って山の中隔にある、マンションに着いた。


「マー君、全然、連絡くれないから心配したわよ。」


ご馳走がたくさん作られていた。


再会に、乾杯だわね。


「母さん、俺の本当の両親の事を聞きに来た。」


「聞いてどうする?」


父がマー君に聞いた。


「生きているならぶん殴ってやる。それだけだよ。」


「やめろ!お前は自慢の息子だ。」


マー君が、父を殴った。


「どう?これで自慢の息子じゃない。」


「いや、これでもお前は自慢の息子だよ。」


1枚の紙に何か書いてマー君に父は渡した。


「今日は、泊まっていけよ。」


マー君は、泣きながら


父さんありがとうとありがとうと言った。


血の繋がりよりもマー君を愛してくれるこんな家族に出会えた。


そしてマー君は刑事になった。


本当の両親に会いに行く。


マー君には、本当の肉親に会いに行く理由があった。




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