第34話薬

マー君は、殺人障害を抑える薬を本庁で飲んで見せた。


「マー君、良くやった。」


「ありがとうございます。これからもお世話になります。」


本庁を後にした。


「チョロいな。」マー君は、薬を手にした。


電車で都内から帰って来た。


そのまま、交番に寄った。

 

「げ!マー君!」 

 

「どうしたの?さっちゃん?」


「すみませんでした。」 


「あー大丈夫だよ。キレてないから。」


「パトロール行こうか?」


原付きバイクで2人は真田公園でアイスを食べたベンチに座っている。


「もう、朝とか夜寒いよね。」


「はい!」


「パチンコは、楽しかった?」


「え、あの‥すみませんでした。わたし退職しようと考えてます。」


「‥‥。」  


マー君は、ベンチというかさっちゃんの膝枕で寝てしまった。






  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る