第33話海

パチンコ。


誰もがハマって財布の中、カラッポみたいになる。


マー君が、駐車場にバイクを置いて店に入った。


すぐにみっちゃんがパチンコの海◯◯を制服姿でやっていた。


「彼女、熱いのきた?」


「来てない!あーっ」


不機嫌な、顔でみっちゃんはマー君も見ない。


「結構、心配したんですけどね。」


「新しいナンパ?」


「隣、良いですか?」


「どうぞ!」


「お!確変来た!」


「マジ?」


初めてみっちゃんが隣を見た。


「ひ!先輩!いや、マー君!」


海に沈んでいたかと思っていたので、マー君の冷淡な態度。


「テメーよ、パンチ一発とかですむなんて思うなよ。」


びちょびちょになった友達君が来た。


「友達君!助けて下さい!」


「うーん、今のうちにすぐに逃げた方が良いと思う‥‥。」


「そうだな。さっきから俺キレまくりだから、みっちゃんフルボッコにしたくて仕方ないから交番に戻って仕事しろ!」


友達君も逃げた。


「はーっ、」とため息をついて良かったマー君は思った。







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