第22話嘘

「今日は、疲れたでしょう?」


「まだまだ!」


幸子は、根性があった。


昼休みに水原幸子のプロフィールをチラリと交番で見て驚いた東京大学の法学部卒業している。 


しかし、マー君は何も幸子に聞かなかった。


「俺はユーちゃんに刑事じゃなくてプロのパチスロでプー太郎だと言っているから、さっちゃんは俺が見込んだパチスロッターって事だから。よれしくー。」


そしてマー君は、自宅の扉を開けた。


「ただいま~。」


「お帰り。あらメールで言ってた、さっちゃん。可愛い。」


さっちゃんは、ビックリした。あまりにもユーちゃんが美人さんだからだ。


「初めまして水原幸子と申します。よろしくお願いします。」


それから久しぶりの牛鍋を食べた。


「ユーちゃん!見て!見て!」


素晴らしいコーディネートとだった。


「うん。さすがユーちゃん。」


さっちゃんは恥ずかしそうだった。

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