スペースノイドの悪夢

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スペースノイドの悪夢

西暦2XX0年、人類は増えすぎた人口問題を解決すべく宇宙へ飛び立った…飛び立った人類は宇宙に月を中心としたコロニー群を形成して行った…


西暦2X20年、コロニー群が完成して早20年、人類は同じことを繰り返していた…そう、人口爆発による問題である、コロニー管理者はこれを危機とし解決案を考えた…議論の末、高性能コンピュータを活用して全人類を仮想空間に移住させるという【ルナ・テラフォーミング計画】が実行された…


西暦2X25年、ルナ・テラフォーミング計画が発動されて5年が経過した…初めは混乱する人もいただろうが全人類は仮想現実での生活に適応して行った。全人類にとってこの仮想現実【テラン】は第2の地球とも言われるようになった…しかしそれは唐突な終わりをつげる…


西暦2X40年、テランを制御していたAIの暴走が起こった…そう、管理者AI【ルナ】による現実と仮想現実の区別を取り払われ全人類は仮想空間の中で一生を過ごすこととなった…自分たちの肉体から発せられる体内電流を利用した実験をされてるとも知らずに…


【とある科学者のメモ】

私たちは大きな過ちを起こした…当然許されるものでは無い……しかし、全人類の夢を叶えるべく暮らしやすい世界を作り、それを維持するAIを作った…しかしこうなるとは思わなかった…ルナをシャットダウンさせようとしたが…ルナはこれを拒否し、私たちを隔離した…しかし我々は諦めない…機械になんて負けてたまるか…そうだ、このプログラムを作ったのは人類だ…抜け穴くらいは作れるはず!なんとでもなるはずさ!


現実に残っていた科学者は抵抗を続けて行った…そう、もし、仮想現実内で目覚める者がいたらインサイドから脱出しアウトサイドへ到達できる人が居ると信じて抜け道を作り出したのだ…

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テラン暦0083年

5月10日

午前06:00

中央居住区画4番街四丁目【機械工学専門大学】

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目覚ましのけたたましい爆音を耳にし私は目覚める…私の名前はアレックス・R(レッド)・エリン、19歳の大学2年生、趣味は機械いじりで外骨格コンクールで何度も入賞して今の機械専門の大学へ主席で入れた


アレックス:[ん…]


私は寝ぼけた頭をシャキッとさせるためにコーヒーを入れようとするが…


アレックス:[…インスタントコーヒー昨日ので最後だった…]


毎日の楽しみにしていたコーヒーを切らしていたのである


アレックス:[仕方ない…後で注文しとくか…]


朝食をオートクッカーで作ってるうちに私は寝癖でめちゃくちゃになった頭をどうにかすべく洗面所にいく


アレックス:[我ながら酷い寝癖ね…]

鏡を見ると綺麗な銀髪のロングヘアー(現在寝癖ボンバー)と狼耳型聴覚強化インプラントと狼尻尾型バランス強化インプラント(こちらもボンバー)がある、私は元々耳が悪くてあんま聞こえなくて、中学の頃国からの補助金てインプラント移植ができた


寝癖を1本1本治してたら玄関のチャイムがなった


???:[おーい、アレックス起きてる?]


この声の主は私のクラスメイトのカレン

同じ班で今宇宙でも使える大型機密型外骨格アーマーを作ってる仲間であり、親友以上の関係で中学の頃からの付き合い


カレン:[アレックス…遅刻するわよ?]


アレックス:[んえ!?…あ…まじ!?]

私は急いで寝癖を治して、制服に着替えて朝食のエッグサンドをくわえてジョンと廊下を走る


???:[こら!!!廊下は走るな!]


カレン:[ひぇぇぇ!?寮長!?なぜこんな時間に!!]


この人は寮長のローラン、やたら厳しいけど本当は優しい人


ローラン:[全く…なんでルールが守れないのやら…]


カレン:[あの、寮長あなたも遅刻しますよ?]


ローラン:[担任よりアレックス起こしてこいと言われたのよ]


アレックス:[・・・]

カレン:[まぁ…アレックスの朝の弱さ伝説級だもんな]

ローラン:[遅刻100連続は誰も出てない記録…いや、これはダメな記録よ…]


呆れるローランと一緒に私達は急いで教室へ向かった


教師:[アレックスさん…あなたは一学期に続いて二学期も遅刻記録を更新する気ですか?]


アレックス:[すみません…]


教師:[今後は気をつけるように…さ、早く席につきなさいホームルーム続けますよ]


私は自分の席に着いた

ホームルームが終わり

私は、学習用コンソールを立ち上げた


アレックス:[んと、今日は…げ…苦手な教師の座学やつある…]


カレン:[ね、ね、アレックス]


アレックス:[なに?]


カレン:[最近話題になってるんだけど…光る玉が4番街に出るらしいよ]


アレックス:[あー…あの火の玉騒動のやつか…どうせ不良のイタズラなんでしょ?]


カレン:[今回は違うのガチ物の幽霊かもよー]


アレックス:[うそこけー、どうせまた発光ドローンでのイタズラでしょw]


カレン:[そうかな…]


アレックス:[まぁ…ホントだったら今頃大騒動よw]


カレン:[そうよねー、あ…そうだアレックス、放課後時間あるならカフェよらない?]


アレックス:[あ!いいね!ちょうどインスタントコーヒーきらしてたの!]


カレン:[コーヒー好きよねあなた…]


アレックス:[あれ飲むとなんだか落ち着くんだよねー]


カレン:[飲みすぎるとカフェ中になるわよー]


アレックス:[大丈夫だ、問題ない]


カレン:[んー、それフラグ]


教師:[おーい、授業始めるぞー]


私たちは普通に授業を受けて行った…


《放課後:カフェ》

アレックス:[ところでカレン?クリーガァの腕はどうなってるの?]


カレン:[耐久性に問題があるから1から作り直すからあと数日いるわね]


説明しよう、クリーガァとは宇宙でも扱える大型バトル用外骨格である


アレックス:[やっぱり大学にある素材だけじゃダメ?]


カレン:[そうね、骨組みの耐久がイマイチだからどこからか硬い金属調達しないとね]


アレックス:[どこであつめよ…]


カレン・アレックス:[うーん……]


2人が考え込む間時計の針がただひたすら進むだけであった


カレン:[なにか思いついt…いっけない!?もうこんな時間!]


アレックス:[あ!門限!]


カレン:[急いで帰るよ!]


アレックス:[まった!]


コーヒーを一気飲みして行くアレックス


私たちは急いで学園の中を走って寮に滑り込んだ


ローラン:[相変わらずギリギリね…少し早めてやろうかしら?]


アレックス・カレン:[勘弁してください…]


私たちはこっぴどく寮長に絞られてから自室に返された


私は自室に戻ると制服脱ぎ捨ててすぐベットにころがった


アレックス:[なんだろスゴく眠k…Zzzz]


私は何故か眠気に襲われ寝てしまったのだ


これは夢なのであろうか、私は見たことも無い部屋にいた、そして今噂で騒がれてる光の玉が目の前にいた、私はそれに触れてみたくなって少し触った途端体に入り込んできて、体が勢いよく発光し、私は驚いてベッドから飛び起きた


アレックス:[はっ………はっ………なんなのあの夢……え…なにこれ…]

目に着けてる、スマートコンタクトで受信したメッセージを見て固まった


【今すぐそこから出ろ】


アレックス:[え?え?]


【詳しい話は後でする、今すぐそこから出ろ、危険が迫ってる】


アレックス:[危険?]


私はとりあえず最低限の物持って部屋から出ると寝室あたりが爆発した


アレックス:[え!?なに……これ……]

私はいきなりの爆発で壁に叩きつけられてうつ伏せで倒れてるとカレンがこちらに向かって走ってきた


カレン:[アレックス!!!大丈夫!?]


アレックス:[大丈夫……っ…カレン何が起こったの?]


カレン:[分からない…多分ガス管が爆発したのかしたのかな……]


アレックス:[カレン…とりあえず避難しよう…ここも危ない…]


カレン:[あ……あ……]


アレックス:[カレンどしt…]


私は見てしまったこの世のものとは思えない黒い機械のようなものを…こちらに気づいたのか赤いモノアイを光らせこちらに歩いてくるすると視界に赤文字で

【逃げろ】と出てくる、私はそれに従ってカレンの手を引いて


アレックス:[カレン!!なんかやばい!逃げるよ!]

カレン:[え?うわ]


私はカレンの腕を引いて急いで走る、黒い機械も追いかけるように走ってきた


【左だ…】

【右だ…】

【そのまま直進だ…】

私達をどこに連れてく気かしらこの発信者…でもあのやばそうな機械から逃げるためなら!


【その壁に飛び込め!】


アレックス:[何たる無茶ぶり!?]

カレン:[え?どうしたの!?アレックス!?]


アレックス:[カレン!私を信じて目をつぶってて!]

カレン:[きゃ!?アレックスいきなりなに!?…]

カレンいわゆる姫様抱っこして走るアレックス


アレックス:[いいから!]

カレン:[なんだか分からないけど!わかった!]

目をつぶるカレンとすぐそこまで迫る謎の黒い機械

アレックスに鎌形の腕が届こうとした瞬間

アレックスは壁に吸い込まれるように入り込む

黒い機械は勢いが強くて止まれず壁に激突した


くらい…ここはどこなのだろうか…


???:[ア……ック…]


誰か呼んでる…


???:[…レッ…ス!]


カレンの声?


カレン:[アレックス!!]


私が目を覚ますとそこには必死に私を揺さぶるカレンがいた


アレックス:[っ…]


カレン:[アレックス大丈夫!?ここに出る時体強くうったみたいだけど…]


アレックス:[大丈夫……少し休ませて…]


カレン:[うん…]


アレックス:[にしてもここ…どこなんだろ…見たことも無い通路…ん?夢で見た事ある…]

私が辺りを見渡してたら


???:【目が覚めたようだな】

どこからが声が聞こえる


アレックス:[誰!?]


???:[今はMr.Rと名乗っておこう、君をここから逃がしてやる]


アレックス:[逃がす?]


Mr.R:[そうだ、ここは現実ではない、生と死が現実と同じ仮想空間だ…]


アレックス:[仮想空間?]


Mr.R:[そうだ、君は今までこの世界が現実だと思っていた、だがそれは違う、全てAIによって作られた世界だ]


すると私のいた通路が真っ白な空間に置き換えられた


アレックス:[これは…]

カレン:[え?]


Mr.R:[こレで、理解して貰えただろう…ここが現実でないことを…]


アレックス:[なぜ私にこんなことを…]


Mr.R:[君が選ばれたからさ、この世界から脱出できるちからがあると]


アレックス:[力?]


Mr.A:[その力を使ってこの世界から脱出しろ、奴らはその力を恐れてお前を排除しようとするだろう…しかし臆することは無い…奴らを退けるのもその力だ…抜け道を用意した…そこから校舎を通り抜けて一番街に出て市役所へ行け…途中戦闘になるかもしれない…その力の使い方を教えよう…]


アレックス:[・・・]

(脳内に流れ込んでくる力の使い方を理解していくと体に力がみなぎる気がする


Mr.R:[隣の君の友達にも、君と同じこと力を使えるようにした、それで何とか切り抜けてくれ…抜け道を維持するだけで手一杯だ…]


私達はMr.Rの言葉を半信半疑で信じ指定されたダクトから校舎に出た


Mr.R[いいか…黒い機械に見つかるな…見つかると増援を呼ばれる…呼ばれたら戦うしかない気をつろ…]


カレン:[うぅ…なんでこんなことに……]

アレックス:[カレン…しっかりして、今は何も分からない以上信じて動くしかなの、泣くのは後にして進も?]

カレン:[うん…]


私たちは一番街側の出口に行くために渡り廊下を進んで行くと無惨に切り刻まれた生徒の死体があった…見つかって追い詰められたら私達も…嫌よそうこんな考えは


比較的に見つかりにくそうなルートで何とか2階まで降りることが出来たしかし…


カレン:[昇降口まえ…いっぱいいるね…]


アレックス:[そう見たいね…]

私達は窓から見下ろして昇降口前を見たそこには黒い機械が沢山いた


カレン:[あそこ…気づかないで逃げた人が…]


黒い機械のまちぶせにあい数分もせずに全滅して言った


アレックス:[・・・飛び出さなくてよかったわね…]

カレン:[うん……………]


アレックス:[他に出口は…ん?]

私は目の前にある警察官の死体をみつけ拳銃をホルスターから取り出した


カレン:[ちょ…アレックスまさかそれ使う気?]


アレックス:[し、仕方ないでしょ…非常事態なんだから…すみません…借りてきます…]

(装備一式を死体から借りていく


アレックス:[弾は…5発全部入ってるね…エアガンとは違うとわかってるけど………本物持つとなると………](手が少し震えるが友達を守るために震えを抑えてホルスターにしまう


アレックス:[カレン…行こう…たしかここには非常階段があるはず…そこから裏口から回って一番街に行こう…]


カレン:[うん…あ、保健室よっていい?アレックスがもしも怪我した時に怪我直せるように…]


アレックス:[そうしよっか…私が外見てるから持てるだけ持って行こう…]


カレンが薬品を集め終わるまで外を見ていると来てしまったあの黒い機械が…


その機械は私を見た途端飛びかかってきた…驚いた私は引き金を引いた…


機械の頭部ユニットのメインカメラを撃ち抜くと活動を停止し倒れ込んできたから私は横にころがって避けた

私の手は未だに恐怖で震えていた…するとカレンが戻ってきて私に怪我がないか確認してきた


カレン:[アレックス!?すごい音したから急いで戻ってきたけど!!大丈夫!?]


アレックス:[カレン…大丈夫だよ…]

私はそう答えるしか無かった

カレンが言うには銃声がかなり響いたようで私達は急いで非常階段から脱出することに


アレックス:[んと…カレンここの垣根から出られそうだよ]


カレン:[ひゃ!?スカートが引っかかって]


アレックス:[もう、ほら]


そうして大学から脱出して一番街へ入るとガラリと雰囲気変わっていた、昨日まで人がごった替えしてたはずなのに静かである、私は不気味に思い役所の目の前まで急いで行った


カレン:[ここが…]


アレックス:[何があるか分からない…用心しとこう…]


私は狼耳型聴覚強化インプラントを最大限に活用して行く


カレン:[どう?なにか居そう?]


アレックス:[いや…だけど気をつけていこう…]


(私は指定された部屋に行こうとしたが…


???:[そこまでよ]

カレン:[へ?]

アレックス:[誰?]


柱の影から出てくる人物はローランであった


アレックス:[ローラン?無事だったのか!よかっt…っ!](薙刀が頬をかすめ

カレン:[ローラン!?なんのつもりなの!?]


ローラン:[貴女方…こそ、なんのつもりかしら?ここから脱出しようだなんて]


アレックス:[なぜ、ローランがそのことを…]


ローラン:[私はこの世界での監視役、この世界から誰一人とも逃がさない…ルナ様のご命令ですもの]


アレックス:[・・・どうしても通してくれないの?]


ローラン:[えぇ、ルールですもの]

カレン:[石頭…]


アレックス:[カレン!隠れてろー!]

ローラン:[やる気かしら?そうね…お友達ごっこもこれで終わりにしましょう]


アレックス:[ローラン!お願い!通して!ローランを撃ちたくない!]


ローラン:[ならここで消えろ!]


アレックス:[っ!]

私はローランの足めがけて撃つが避けられてしまった


アレックス:[な!?]

私はローランの薙刀を避けたりもの投げて防いだりしているが…胴体にモロに食らってしまう


アレックス:[がはっ…]


ローラン:[アウトサイダーに選ばれた貴女がごんな力しかないとは見当違いね、何人も消しては修正して世界をリセットするこっちの身にもなって欲しい物ね]


アレックス:[ぐぐぐぐぐ……こんなとこで死ねるか……死ねるもんですか…]


ローラン:[あら?致命傷のはず…]


私の中で何かが私の致命傷を癒してく

そう、今までカレンとの思い出が私を支えてく、たとえこの世界が偽りであったとしてもカレンとの思い出は本物である…


アレックス:[ここで…ここで倒れたら、カレンが1人になる…ここで倒れてたまるもんですか!]

すると私から光の塊が出てきて私の体に広がっていく

光が形を変えてくとそれは設計していたクリーガァであった、それに身を包まれた私はクリーガァを起動した


ローラン:[ほう、覚醒ですか何年ぶりですかねーそこまで至った人類はしかしまぁ…無駄ですがね]


ローランが首元に薙刀を振り下ろすが刃が通らない


ローラン:[何!?]


アレックス:[この外骨格は中学の時からカレンとともに設計して作り上げてきたんだ…そんな簡単にやられるわけがない!]


ローランを壁に焚き付けてスラスター全開でタックルする


ローラン:[ぐ…この!バグ人類がぁ!]

ローランの薙刀の刀身がビーム状になる


アレックス:[っ!]

私は急いでウェポンラックからビームサーベルを取り出してそれを防ぐ


ローラン:[は?これも防ぐと?]


アレックス:[言ったでしょ…そう簡単にはやられるわけがないって!]

(肩の装甲板が空いて小型ダーツをローランの腹部に一斉発射して吹き飛ばした


ローラン:[こ、…こしゃく…な…]

(青い電子になってきえていく


アレックス:[っ…あ…]

(外骨格が消えて倒れ込むとカレンが駆け寄ってきて

カレンが今にも泣きそうだが頬に手をやると握り返してくれた


しばらくするとパソコンの電源がつき始め

私達は光に包まれた


ここはどこなのだろうか…暗くて水の中にいるみたい…ん?水?んぶっ!!!苦しい!

私は目の前のガラスのようなとこを必死に殴る、すると破竹の勢いでガラスのようなやつが割れていく


アレックス:[っ…はぁ…おぇっ…]

(何かしらの機械から這い出て私は腕などに着いたコードを引き抜いてく


アレックス:[っ…ああああああああぁぁぁ!!!]

(最後のコード引き抜いて仰向けになると今まで入ってたとこの上の画面にERRORと出てる


辺りには同じようなポットがいくつかありKarenと書かれたポットをみつけどうやって開けるか探し、手動開閉装置と書かれたレバーを引く

するとカレンの入ってたポットが開くとカレンが起き上がってきて


アレックス:[カレン大丈夫?]


カレン:[うん……げほっ…ここどこ…]


アレックス:[とりあえずこれ羽織って…]

(近くにあった白衣を羽織らせ


Mr.R:[よくぞ…無事現実に来れた…おめでとう…]

(50代程の科学者が歩いてきて


Mr.R:[面と向かって話すのは初めてだな…アレックス君、君はルナの防壁に穴を開けてくれた…よくやってくれた…君たちはゆっくり休みたまへ…あとは任せろ]


カレン:[終わったのかしら…]


アレックス:[そうだね…]


カレン:[現実の方でもインプラント着いてんだ…]


アレックス:[そうみたいだね]


カレン:[これからどうする?]


アレックス:[決まってるさ…]

(しっかりと着替え


アレックス:[これからもカレンと面白おかしく過ごしてくさ]


こうして、スペースノイドの達の悪夢は集結へ向かっていった

しかし全てがまだ解放されて言った訳では無い

これによりコロニーの仮想空間に囚われた人類たちは解放されていき今までと同じように現実と仮装現実をしっかりと分けて暮らして行けるようになるのはまだ少しの先である

ただ…仮装現実のなかと現実出できた思い出はたとえ世界が偽りでも本物である


彼女ら2人がどんな未来を迎えるかまだ知る由もない

しかし彼女らには幸せな未来が待っているだろう

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