少年俺大冒険譚のつもりが、実際彼女は青年だったがピッツァには気を取られずハンドスピナーで花にストゼロを撒く、そんなおじいさんだ。

ありんこ

第1話 花火し終わったあとバケツに入れると面白い音立てて消える花火あるよね

Mr.くぁwせdrftgyふじこlp「HELLO

THERE!」

ミスターくぁwせdrftgyふじこlpの授業が1時間目に来たせいで今日の俺の朝食がコーンフレーク50箱だった。俺の母ちゃんの健太は、1時間目の授業がミスターくぁwせdrftgyふじこlpだと知ると毎回俺にコーンフレーク50箱食わせてくる。そのせいで俺の父ちゃんが一生懸命ギャンブルで稼いできた金が一瞬にしてなくなってしまう

俺「good morning mr くぁwせdrftgyふじこlp」

俺なりに返事をするが、彼は名前が呼びずらいから名前を呼ぶ練習をするのに6時間位練習しないといけない。ちなみに呼び方はくぁwせdrftgyふじこlp。簡単に呼ぶコツはくぁwせdrftgyふじこlpと歯切れよく発音する事が大事になってくる。くぁwせdrftgyふじこlpとだんだん呼べるようになったら今度はなめらかにくぁwせdrftgyふじこlpと発音する。これを友達に教えてやったのに、そいつら全員俺から距離とってくる。ふざけんな

Mr.くぁwせdrftgyふじこlp「well.today I teach you science!」

なんで単数(人称が)かっていうとMr.くぁwせdrftgyふじこlpの授業が意味不明すぎて混乱した生徒同士でベルリンの壁を投げあって遊び始める。それを見たMr.くぁwせdrftgyふじこlpがこのクラスを辞めさせる。それでもおれの忍耐力が凄すぎるため俺一人だけ授業を受けてる。ちなみに、他の先生もやられたから2年生の教師はMr.くぁwせdrftgyふじこlpだけとなってしまったので、全教科コイツに教わっている。つまり俺の朝食毎日コーンフレーク50箱。

Mr.くぁwせdrftgyふじこlp「力学的エネルギーとは、運動エネルギーと位置エネルギーの和のことを指す。 保存力の場での質点の運動では力学的エネルギーが一定となる。これを、力学的エネルギー保存の法則と言う。 これを式で書くと次のようになる。ただし、運動エネルギーを K、ポテンシャルを U、力学的エネルギーを E とする。」

俺「オーアイシー」

どっかからコピペしてきたような文章を長々と話されても俺は困るためいっつもこんな返事をしてる。ちなみに黒板にはゴッホのひまわりを超厳密に書いている。それを俺はノートにメモすると、たった34秒で1時間目が終わる。

Mr.くぁwせdrftgyふじこlp「俺くん、58時間目の準備をして」

1時間目が終わったから次は58時間目の準備。実はこのMr.くぁwせdrftgyふじこlpは結構資格もってて、俺は尊敬してる。34分の小休憩が暇だから、とりあえずキューバまで革命広場を見に行ってそれのレポートを書いてくる。まあとりあえず0.06秒ぐらいかけてキューバまで来た。結構長い時間かかったけど、まだ34分休憩があるからいいだろう。そのままキューバを満喫して、腹減ったからアメリカまでハンバーガーでも食おうと間食しに行ったら、友達のさんふぉーど君がスーファミのカセットを片手でフーフーしながらアバンストラッシュの構えをしながらサッカーボールでリフティングをしてこちらに向かってくる。死を悟った俺はとりあえず丸亀製麺でうどんを買ってきた。それをすすりながら友達のアバンストラッシュを真正面から受けようと試みた。さんふぉーど君は「わっ!」って言って俺の事脅かしてきた。「俺とハンバーガー食おうぜ」

先程の重装備が一瞬で外れて俺に話しかけてきた。

とりあえず友達とハンバーガーくって別れた。58時間目の授業が始まっちまう

Mr.くぁwせdrftgyふじこlp「んじゃ、この授業ではクロールを泳ぎながらたわしを作る方法を教えるぞ」

俺「ありがとうございます」

どこで使うか一切分からないけどいつか使う日が来るらしいからと先生は言っている。マインドコントロールでやり方全て教わって58時間目の授業は終わった。

まあそんなこんなで学校は終わった。学校から家までそこそこ近いし、徒歩で帰ってる。そうすると道のコンクリートが割れただとかなんだとかで道路がプールに舗装されてる。しょうがないから俺はその上を歩いて帰ることにした。足場も不安定だし、水の上歩いたことも少ないからバランス崩しかけたけど、なんとか普通のコンクリートまでたどり着いた。

後で市役所に訴えてやるわ。

家に帰った。さんふぉーどくんと遊ぶ約束してたんで、家に帰ってかーちゃんに遊ぶ予定伝えて、リュック置いてとりあえずバス停に付いた。現在時刻は深夜2時、門限は昼の12時までだ。ちょっとおかしいって思ってるそこのお前、よくよく考えてみろ。58時間も授業あればそんな時間にもちろんなるよな。え?1時間目から58時間目になってるならすぐ帰れるだろ?って?58時間目の授業が終わったら残りの授業も受けるんだ。

腹減ったからとりあえずガトーショコラ作りながら時速85kmで平行移動しながら待ち合わせ場所のロンドンまで向かった。バス停に中々飛行機が来ないのでしょうがないな。

85km/hだったらロンドンに着くの長くなるぞって思うかもしれないけど、ガトーショコラ作りながらならしょうがない。

そんなこんなでガトーショコラ出来たんで、とりあえず亜空間作り出して、冷蔵庫に入れた。待ち合わせ時刻は確か2時5分だった。今の時刻は2時3分。間に合わないのを確信した俺はとにかくひたすら速度を上げる。時速85km/hから時速85km/sにしたら何とか着いた。まにあったー。声の振動のスピードが俺のスピードについてこれてなかった。情けない。ロンドンに着いたけどサンフォードはまだ居ない。待っていると、後ろから、「パンツ一丁で銀座のパチ屋を走り回る園長知らん?」と後ろから不意に声をかけられた。くぁwせdrftgyふじこlp先生からの習わしで、知らない人に声をかけられたらとりあえずスーパーウルトラ・デリシャス・ダイナマイト・クラーケン・ギガ・スペシャル・アトミック・ボマー・スパイラル・コア・毒入り・ドリル・グラビティ・エア・スピン・ファイア・フレア・バイブ・スペクタル・ファイナル・ヨガ・エレクトロニック・シンクロ・ダイブ・ジャンピング・ビーム・ハッピー・ゼロ・ヒート・アイス・クラッシャー・テリー・イトー・ストーン・マウンテン・波動・ダーク・キャンドル・フリーズ・ビスタ・ライト・サン・オーシャン・ダンチガイ・クリアー・クリップ・カッター・ジャブ・ガゼル・マッキー・ゴクブト・シーラカンス・スターダスト・ポイズン・パピコ・サンダー・ストリームを繰り出せばいいと言っていたけど、この技は俺が苦手とする技なので、今日の授業で習った、チェスをしながらキャベツを正確に切る方法を実践しようと試みたが、俺はその前にその話しかけてきたやつがサンフォードだと分かった。

俺「なんだ、サンフォードか。」

サンフォード「人はなぜ生きるのか」

急に哲学的な話題を出てきた俺は困惑することなくこう言った

俺「チキンクリスプバーガーのため」

ハッキリ小並過ぎて傍から見たらギャグセン皆無のクソガキに思えるかもしれないが、それもまたいい判断だと思ふ。

てなわけで、ロンドンに待ち合わせしたからこれから日本に向かう。ちなみに俺の故郷は日本。東京住み。けっこー田舎。ちなみに俺の住んでる地域は治外法権だ

日本に着いたので、楽しい放課後を過ごすとしよう。

ーーーーー第1部「いつもの平日」終了ーーー

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