異世界転生はやっぱりチーレムが一番

第1話 転生①

「蒼 危ない！！」

　隣に居た幼なじみの葵が突然叫んだ

「ん！？」

　声に反応して振り返ったら、居眠り運転をしているトラックが目の前にいて、次の瞬間には見たことが無い空間に居た

　ウﾝ！？ここは何処だろう？？？さっきまで葵と一緒にいて、そういえばトラックが目の前にいたような……

「ここは亡くなられた人が来る世界ですよ」

　声が聞こえた方を見るとそこには今まで見たこともない可愛さMAXの女性がいた

　えっ！！誰だこの美小女は！？

　超人気アイドルよりも可愛いじゃないですか！！

「そんな褒めたら好きになっちゃう？」

　えっ！？何言ってるの！？好きになっちゃう？？俺が？？

　ってか、喋ってないのに分かるの？

「心の声も聞こえてますよww 」

　マジかぁ！！誰だか知りませんけど、好きです！！付き合って下さい

「ごめんなさい。無理です。」

　秒でフラれたぁ~~~！！

　…まぁいいや

「あのぉ、ここどこですか？さっき死んだ人が来る世界って聞こえたんですけど…」

「エッ？軽すぎない？私ストーカーされるくらいモテるのに！！私に興味ない！？」

「まだ会って1分なので。それに名前も知らないし」

「……冗談は終わりにして、私の名前はアルテミスと言います。八神蒼さんあなたは私のミスで死亡しました。ごめんなさい！！本当は、あなたの幼なじみの上野葵さんが死亡する予定だったのですが、くしゃみがタイミング良く出て間違えてあなたを選択しちゃったww」

　冗談終わってねぇ~~~！！えっ！？俺、くしゃみされて殺されたの？？

　えっ！？ネタなの！？名前にミスが付くから！？最後笑ってるし！！

「ごめんなさい！ちょっと思い出しちゃって

ww

八神蒼さん。よく聞いてください。あなた

にとても大切なお話があります」

「なんでしょうか？」

「あなたには選択することが出来ます。一つは、もう一度生まれ変わって人生をやり直すか、あと一つは異世界に転生してチーレムするかです」

「ちなみにオススメは異世界転生ですよw」

　えっ いきなり真面目になって何を言い出すかと思ったら、異世界転生！？空想上の話じゃなかったの！？美少女がチーレムとか言っていいの！？もしかして、ハーレムしたいの！？

　これは悩む必要無く、異世界転生１択でしょ！！暇なときに見てたラノベ見たいに、チートスキルもらってハーレムやっちゃっていいんですね！！ありがとうございます

「分かりました 異世界転生ですね」

「ちょっと待って下さい！まだ詳しい話もしていないのにすぐ転生しようとしませんでしたか？」

「だって１択だと言っていたので。

しかも想像している通りなので、時間の

無駄を省こうかと思いましたので」

　あぁ、これは飽きてきたな 扱いが雑になってきた気がする

　まぁ俺もそうだし、まっいいか

　スキル沢山もらって早く異世界生活を満喫しよう

「……分かりました。では早速どのスキルを取得しますか？」