人物紹介+ネタバラシ

米崎よねざき 永遠とわ

今作の前半主人公

愛妻家で自分の妻の事を誰よりも溺愛していたが、日に日にその愛は増していき、本人の自覚がない所で狂気の域に達しようとしていた。

そんな時、妻に浮気され、離婚され、脱け殻当然になりかけるも、とある邪神(になる少し前)に唆され、元妻の前で自殺した。

唯、それだけである。


②米崎 うた

永遠の元嫁で、後半の主人公。

最初はちゃんと夫を愛していたが、少しずつ増していく愛に対して、無意識的に恐怖を覚え始め、いつの間にか耐えられなくなる。

そんな中出会った好物件の男性と浮気し、心を完全にソイツに移し、子供を授かった上で永遠と離婚した。

だが、その後に起こった永遠の自殺により、本人の自覚が無い所でトラウマになる。

どんな感じかは本編を見れば解るが、どんな死体も永遠に見え、最後の台詞が聞こえてきた。

勿論、彼女の周りに溢れた死は偶然であり、誰の仕業でもない。

彼女は唯、運が悪かっただけで、苦しめられ続けたのだった。

そして、最後はようやく戻るべき場所を理解した事で、救われた地獄へ落ちたのだ。


③浮気相手

今の歌の夫

全てにおいて、ハイスペック。

歌を寝取った事以外は非の打ち所がない奴なので、妬みや嫉妬以外で嫌われてないという割と凄い奴である。

今回の最後は、自分達の子供を殺した歌を見て、取り押さえようとした所を、あっけなく返り討ちにされて。

その時の彼女は認識が汚染されてた為、いきなり襲ってきた暴漢にしか見えていなかったのもあるが、ある意味で可哀想な奴である。


④永治と永美

歌と今夫の子供。

可愛い双子達で、滅多に泣かない手のかからない子。

だが、偶然、母親が苦しんでいる時に、笑ってしまったのが運の尽き。

彼女はあの悪夢を見る=子供達が笑うと結び付けてしまった。

そのせいで、溜りに溜まった怒りやストレスを向けられ…

彼らは自らの親に殺されたという結末を迎えた。

しかも、そのせいで余計に歌が狂うという置土産付きで。


⑤雨崎 朱里

今回の黒幕?

別作品で邪神の如く暴れまわってる純愛の闇。

だが、今回は永遠を唆したのだが、この時の彼女はまだ邪神として暴れ回る数年前の話であり、多少手伝ったが、やった事は単に唆して、元嫁に傷を植え付ける様に仕向けただけである。

なので、今回は彼女が切欠を作っただけで、全てにおいて偶然にも不幸が襲っただけである。

永遠に関しては、彼女が好きな相手が居なければ、割と良い方に行ってたかもしれない。

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俺は君を愛してる、例え裏切られようとも クロスディアⅡ @crossdia

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